これが東カレが認めるとっておきの和食店 Vol.11

暗証番号で入店する優越感!“西麻布で和食”なら外せない隠れ家があった!

港区で和食を楽しむのは東京を謳歌する大人の証。

それが看板のないビルの上階、しかも優越感をくすぐる暗証番号必須というから、艶やかな夜の予感しかない。

小さなエントランスからは想像がつかない開けたフロア。和食店としてはあえて暗めの照明が秘密めいたムードをさらに盛り上げてくれる


こなれた大人しか存在しない空間で港区特有の和の流儀を知る
『霞町三○一ノ一』@西麻布

すべての始まりはロックキーに暗証番号を打ち込むところから。看板のないビルのエレベーターを降りると、現れるのは魔法の呪文ならぬ番号で入口を開く隠れ家だ。

限られた人しか足を踏み込めないからこそ、ここにはお忍び感を求めてやって来る人々が密かに集う。

初めての予約ならばメールで届いた暗証番号をロックキーに打ち込む。無機質なドアを開けるその秘密めいた行為にときめくような高揚感を覚えるのだ

ドアを開くと、白い玉砂利の続くエントランスが現れ、非日常の隠れ家へと誘われるようだ

春から秋の限定メニュー「鮑ちらしの極上生そうめん」¥2,500(1人前)はアワビとすだちを散らした華やかなビジュアルに歓声が上がる。北海道小麦をブレンドした生そうめんはモチモチの食感


気になる料理は店主の渡辺ひと美さんが日本全国から選んだハイレベルの〝旨いもの〞だらけ。

美食家をうならせる、名物のアワビを散らした生そうめんのほか、オープン以来の人気メニューという、プレミアム焼酎「百年の孤独」の酒粕で育てた豚の生姜焼きなど、幅広いメニューがラインナップ。

「鰆と竹の子の木の芽 炭火焼き」¥2,200。黄身の酒かす味噌漬けと共に


「コースだけではつまらないので、単品でも十分に楽しめるようにしたい」と品数も豊富。さらに選りすぐりの日本酒も完璧なペアリングで応えてくれるのだ。

冷酒は氷を張った涼やかな器に盛られて現れる。一回り大きなガラスの杯は作家に特注したもの。秋田の「一白水成 ささにごり特別純米」


港区のきらびやかな店を一通り経験したら、その果てに待つのはしっとり落ち着いたプライベートな空間。高揚感しかない大人の和食デートの形がここにあった。

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