押さえるべき東京のホットスポット 虎ノ門、日本橋、etc Vol.7

ピルエット

Pirouette

店を構えるのは虎ノ門ヒルズの地上エリア。裕に2F分はある高い天井の店内は、カフェ20席、
ビストロ50席、そして野菜、肉や魚、ワインなどを販売するエピスリーの3要素で構成される。
店の中心には丸見え状態のオープンキッチンを配し、ライブ感も抜群となる。

オープンに向けフレンチの重鎮も来日し準備中!

その店名『Pirouette(ピルエット)』はフランス語で“回転する”という意味。この言葉どおり、店が目指すのは、レストランを軸に生産者とゲストがつながり、食を通し人々がコミュニケーションを繰り広げること。もちろん、いまや生産者にこだわり産地直送の素材を使う店は数多くあるけれど、ここ『ピルエット』はさらに一歩ふみこみ、まるで近所づきあいかのように全国の生産者とゲストを近づける。

このコンセプトを実現させるためのユニークな具体策のひとつが、レストラン空間とエピスリーを併設させたこと。ビストロとカフェがあるレストラン空間での食事は素材の良さを活かしたシンプルで上質なフレンチ。そこで美味しいと思った食材をエピスリーでも購入できる。西洋野菜に肉や魚、ワインなど、棚に盛られた食材は大人の好奇心をくすぐるものばかり。どれも鮮度が抜群で、かつ手頃な価格帯なのもうれしい。

さらに強力な味方としてバックにいるのが、フランス版人間国宝“M.O.F.”(国家最優秀職人)受賞のシェフ、エリック・トロション氏。彼がアドバイザリーシェフとしてプロジェクトに参加している。そして厨房を担うのは、エリック氏もお墨付きの小林直矢氏。小林シェフは南仏の2つ星レストラン『オステルリージェロンム』などでの経験を経て昨年帰国。料理技術のほかに小林シェフがフランスで得たのは、いるだけで楽しくなるレストランの空間づくりだった。まず厨房やサービスのスタッフが仕事を楽しむことで、その明るさがテーブルにも派生する。そんな『ピルエット』がみせる、かつてない“食の楽しみ方”のインポートは、いよいよ9月3日(水)から幕を開ける!

オープン直前! ピルエットのこだわりはココにあり

オープンに向けコンセプトをつめるコントレイル代表の森健一氏(右)とエリック・トロション氏(中)、小林直矢シェフ

実際に選び抜いた食材で試作品をつくるシェフたち。素材をいかすさり気ない味付けやソースで、絶妙な火入れ具合の素材の旨味がより際立つ

今後展開予定メニューのひとつ“須永農園恵みのフルールドクルジェット(花付きズッキーニ) その庭で取れたハーブ”

エピスリーで販売する紅茶も数度のテイスティングをし、厳選の茶葉を用意

野菜は埼玉県の須永農園を中心に、全国から旬のものを揃える

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