今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.33

美味しく飲んで環境保全!?お酒好きなら知っておきたい“持続可能”なワインの楽しみ方

世界的に話題に挙げられる環境問題や社会現象。それらによる影響は、私たちが普段飲んでいるワインにも及んでいる!?

ワインジャーナリスト・柳 忠之氏に、その真相を聞いたみた。

Q.今、世界を騒がせる環境問題。切っても切り離せない、ワインとの深い関係とは?


柳「あっ!」

――どうされましたか、柳さん?

柳「まだまだビニール袋を使う大人は減らないなぁ。去年大きなニュースになったでしょ、海に飛ばされたレジ袋などの海洋プラスチックごみが、海で暮らす生き物の生態系に深刻な影響を及ぼしてると……。

クラゲと間違えてレジ袋を食べてしまい、腸閉塞で死亡したウミガメだっている。これからコンビニにもエコバッグ持参かな……」

――そういえば、今年の7月からスーパーやコンビニで、レジ袋が一斉に有料になりますね。

フランスのワイン産地では、環境配慮型農法がトレンド


柳「そう。でもフランスじゃかなり前からレジ袋なしが当たり前だよ。ところでクラリン、エガリム法って知ってる?」

――ひょっとして最新のダイエット法ですか?

柳「ちゃうちゃう。2年前、フランスで成立した食物の持続可能性や安全性、環境問題について定めた法律。

それにもさらなるプラスチックの削減が盛り込まれている。ボトルやコーヒーのかき混ぜ棒、それにストローは今年からプラスチック製禁止だしね。」


――フランスも環境先進国のドイツ並みになってきましたね。

柳「うん。ここのところフランスのワイン業界でもサステナビリティ、つまり持続可能性を口にする人がすごく増えた気がする。

もちろんオーガニックやバイオダイナミクス農法でブドウを栽培している人は昔からいたけど、それはごく一部の小さな造り手に限られていた。

それが今では、ボルドーやシャンパーニュの大手生産者までが、完全オーガニックは無理にしても、環境配慮型のブドウ栽培を志すようになってるね。」

――どうしてでしょう?

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