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深夜0時の分岐点 Vol.8

「貯金400万くらい、あるでしょ?」旧友からの一言に傷つく、エリート商社マンの心境

午前0時。
シンデレラの魔法が解け、現実に戻るように…

27歳。
学歴良し、勤め先良しの男女が送る夢のような日々は、27歳で現実を迎える。

若さと勢いで乗り越えられてきたものが、なんだか小難しくなってくる。

キャリアアップはどこまで目指すのか。結婚はするのか。子供は持つのか。

様々な選択肢が押し寄せてくる頃。

魔法が解けた時、彼・彼女は一体どんな選択をするのだろうか。

前回は、彼女にはなりきれない女の選択を紹介した。今回は…?


午前0時。

華金に浮き足つ六本木の街に、アイツは遅れてやってきた。

一年ぶりに開かれる、慶應のゼミ同期たちとの同期会。2次会の『1967』で一杯目を飲み終える頃だった。

「遅くなってごめん、お待たせ!」

「お疲れ〜!ようやくきたか、CEO!」

腕には滑ら......


この記事へのコメント

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平和な
夫婦になりそうで微笑ましいw
2020/02/16 05:1799+Comment Icon16
No Name
尻に敷かれる予感、ハンパない
2020/02/16 05:1599+Comment Icon1
No Name
でも商社マンの肩書き捨てないんでしょ?
だったら外面いいままだし、貯金なんてこれからいくらでもできる。能力や計画もなく、変にやる気出して意味わかんない仕事やり始めるより全然いい!って一般職女子なら思うんじゃないかな?
2020/02/16 05:2899+Comment Icon1
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深夜0時の分岐点

深夜0時。
シンデレラの魔法が解け、現実に戻るように…

27歳。
学歴良し、勤め先良しの男女が送る夢のような日々は、27歳で現実を迎える。

若さと勢いで乗り越えられてきたものが、なんだか小難しくなってくる。

キャリアアップはどこまで目指すのか。結婚はするのか。子供は持つのか。

様々な選択肢が押し寄せてくる頃。

魔法が解けた時、彼・彼女は一体どんな選択をするのだろうか。

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