深夜0時の分岐点 Vol.7

「君は特別な存在だから」男の甘い囁きに騙され、“彼女”にはなれない女

午前0時。
シンデレラの魔法が解け、現実に戻るように…

27歳。
学歴良し、勤め先良しの男女が送る夢のような日々は、27歳で現実を迎える。

若さと勢いで乗り越えられてきたものが、なんだか小難しくなってくる。

キャリアアップはどこまで目指すのか。結婚はするのか。子供は持つのか。

様々な選択肢が押し寄せてくる頃。

魔法が解けた時、彼・彼女は一体どんな選択をするのだろうか。

前回は、恋に恋する商社マン・和樹が決めた女付き合いのルールを紹介した。今回は…?


午前0時。

結衣はまるで家の中でゴキブリを見つけたかのように、硬直していた。その足元には、見覚えのないアイライナーが、結衣を嘲笑うかのように転がっている。

金曜の仕事終わり、和也の家に先に到着した結衣は、約1週間ぶりに部屋の掃除をしていた。

床やベッドの上に散乱する......


この記事へのコメント

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No Name
浮気を問いつめられて、頭おかしいんじゃないのと逆に責めるような男は地獄に落ちればいいと思う。良い友達持って良かったね😌
こういう男は自分はモテていくらでも女から言い寄られるとか思ってそうだけど、結局誰からも大切にはされない寂しい男です。
2020/02/09 05:2899+返信1件
No Name
「論点をずらすために人間性を否定してくる」ってほんとピッタリきた。
頭おかしいまで言わなくても、「そんなこと考えるなんて、俺のこと好きじゃないんだな」「急にどうしたの、疲れてるんじゃない?」とかね。あるあるよね。
2020/02/09 07:1699+返信2件
No Name
東出で脳内再生されました、特に「頭おかしいんじゃないの?」
2020/02/09 06:1399+
もっと見る ( 34 件 )

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