「ソファーの上で彼が近づいてきて…」誘惑に負けた28歳女が経験した、翌朝の出来事

アヤノさん:彼とは、コリドー街で出会った大手金融マンが開いてくれた食事会で知り合いました。

彼は途中から遅れてきたんですが、彼が来るまでは仕事の話ばっかりであんまり盛り上がっているとは言えませんでした…今思えば、その会の盛り上げ役はあとから来る彼頼みな感じで。

到着してからは、普段はいじられキャラじゃなさそうなのに、全力でいじられて盛り上げてくれて。空気を読んで頑張ってお酒も飲んでくれて…そんな姿をみていいな、と思ってしまいました。


東カレ編集部:そして二次会は?


アヤノさん:ダーツとか卓球ができるバーに移動して、幹事同士とわたし、彼の4人で遊びました。

そのときにはかなりお酒も入っていて、ダーツで同じチームになってハイタッチしたりとか、名前を呼んだりして積極的に私からコミュニケーションを取りました。

その時は本当に楽しくて、時間を忘れてしまうくらいでした…!


東カレ編集部:結構しっかり覚えてますね!…それくらい忘れられない人なんですね。


アヤノさん:次に普通のお店に入って飲み直したんですが、席が1組ずつ分けられたので、かなりお酒が入ったまま2人きりでいろんな話をしました。

今考えたら口説かれてたのかわからないけど「一緒にドライブして星見に行こう」とか「アヤノちゃんタイプだ…」とか言われて。そのとき、久しぶりにドキドキする感情を味わいました(笑)

で、趣味の話になったんですが…それがスゴかったんです!


東カレ編集部:スゴい趣味って、どういうことですか?


アヤノさん:暇さえあれば休日はスポーツカーでレースしてるとか、クルーザー運転できるから今度船乗らせてあげる、とか!

ケタ外れの趣味に、思わず心の中でガッついてました!…いや、もしかしたらガッついてる態度はバレてたかもしれないです(笑)

だから、私もここで作戦をしかけようと思って。自分のスマホに他の男性からのLINEが入ってる画面をわざと見えるように置いたり「デート相手は全然いるし…」みたいなことを言った気がします。

そしたら、「その男たちに嫉妬するなぁ」みたいなことを言っていました。そんなこと言ってもらえて嬉しかったし、男の狩猟本能かきたてる作戦は成功した!とか思ってました。


東カレ編集部:ここまでは上手くいっている感じがしますが…。


アヤノさん:彼は無理矢理持ち帰ろうとする雰囲気もなくて、その日はそのまま帰宅しました。でも彼と2人きりになったあとのスマートな振る舞いとか、人間性に一気に心を奪われてしまいました…!





アヤノさん:その後、さっそく彼とのデートを取り付けました!食事会の数日後にグループLINEが作られたので、自分からLINEを追加して。「あのときの綾乃だけど覚えてる?」と連絡しちゃいました。


東カレ編集部:アヤノさん、やりますね!初デートはどこに行ったんですか?


アヤノさん:彼のリクエストでビリヤードに。

そうそう、前日にどこに行くかを決めるLINEをしていて。ちょうどスマホを触っていたので、すぐに既読をつけてしまい…それに彼が敏感に反応して、会ったときに「昨日何してたの?すぐ既読ついたからヤバい女だと思った」と言われたんです。

ヤバい女認定早いなぁと思ったし、試されてる?という感じでした…。


東カレ編集部:それでヤバい女認定って、よく分かりませんね…。しかも、そんなこと、初デートで直接言ってきたんですか?


アヤノさん:はい…でも駅前で待ち合わせしたときは、彼も少し緊張してる感じがあって。「ちゃんとオシャレしてきてよかった♡」なんて思いました(笑)

それからお店に入ったのですが、緊張しすぎてメニューを見る指が震えちゃいましたが、段々リラックスして話せるようになりました。

その時間はすごく楽しくて、久しぶりにこんな会話が弾む人に会ったと舞い上がってしまいました。


東カレ編集部:アヤノさん、もうメロメロだったんですね!


アヤノさん:ビリヤードなのでお互いの距離が近付くこともあって、すごいドキッとしました。こんな時間がずっと続けばいいなぁ~なんて思ってました(笑)

楽しくてあっという間だったから、気が付いたら終電の時間を過ぎていました。とりあえずまだその時は彼の家に行くか迷ってて。

でも「行っても何もしなければいいか…」という気持ちで、彼の家に行っちゃいました。


東カレ編集部:行っちゃいましたか…。


アヤノさん:彼の部屋に着いてから、バラエティ番組を2時間くらい見て。ソファの端と端に座っていたのに、気付いたら彼がじわじわと近づいて来ていて。私がトイレに立って戻ってきたら「おいで」と両手を広げて待っていたんです。

ほんとは飛び込みたかったけど、恥ずかしくて一回はやめました。でも、やっぱりムードもあったし、彼だったらいいな、と思っていたので、少しずつ私も距離を詰めていってしまいました。

…それで関係を持ってしまいました。その時は幸せで、久しぶりに満たされた気持ちになってました。

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