2019年。
「令和」という新しい時代を迎えたが、これまでの慣習や価値観がアップデートされる訳ではない。
このお話は、令和を迎えた今年に保険会社に総合職として入社した、桜田楓の『社会人観察日記』。
1996年生まれ、「Z世代」の彼女が経験する、様々な価値観を持った世代との出会いとは…?
◆これまでのあらすじ
これまでに楓は、「彼氏がいても同時並行は当たり前」と語るアラサー女性社員など、さまざまな年代の価値観の人に出会ってきた。
さて今週、楓が出会う社会人とは…?
「3人で会うの、ほんと久々だね~!!」
「楓、かなり丸の内OLっぽくなってるよ!」
明日香と詩織に会うのは、配属以来だった。久しぶりに会えた喜びから、3人は口々に話し始める。
今日は、入社2年目になる前に、全国各地から同期が集まる研修だ。また、その研修期間中に平行して「......
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この記事へのコメント
妊娠がダメといっているわけではなく「タイミングを考えて」という「依頼」なわけだし、、経営者の立場からすると、楓も勝手すぎると思う。
「結婚後は女性は総合職でも配偶者の勤務地を配慮して勤務地を検討してもらえる」ことを会社に期待するのなら、自分の方も 経営側の立場にも立って(人件費考えて)ほしいし 大勢が計画なく同時に産休とったり...続きを見るしたら、それこそ独身者にしわ寄せがきて、だから独身VS既婚が余計に激しくなるのでは?
事実だと思うし、私は実際気をつけたけれど、それは人事にこんな場面で言われる事じゃないと思う。発言の内容自体は否定しないけれど、人事から言われるなんて、余計なお世話。