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わたし、9時に出社します。 Vol.10

「元気な赤ちゃん、産んでね!」妊婦への常套句に潜む、危険性とは

Comment regular98
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2019年。

「令和」という新しい時代を迎えたが、これまでの慣習や価値観がアップデートされる訳ではない。

このお話は、令和を迎えた今年に保険会社に総合職として入社した、桜田楓の『社会人観察日記』。

1996年生まれ、「Z世代」の彼女が経験する、様々な価値観を持った世代との出会いとは…?

◆これまでのあらすじ

これまでに楓は、副業OKとうたっていた会社で「何も会社に貢献していないのに…」と語る人事部の社員を目の当たりにした。

今週、彼女が出会う社会人とは…?


―7月1日。

会社員らしく、楓はこの日朝からソワソワしていた。

そう、人事異動の発表の日だったのである。

異動対象となる本人には、2週間前に内示という形で伝えてあるものの、社内公表は1日というのが決まりであった。とはいえ、入社2年目の楓は、異動の対象とはなっていない......


この記事へのコメント

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No Name
あれ言っちゃいけない、これ言っちゃいけない、が多すぎて、現代社会は少し息苦しい気がします。
セクハラ発言と違って、今回みたいに厚意や思いやりがベースにある言動までタブー視されると、もはや何も言えなくなっちゃいそう、、、
2019/12/10 05:5099+Comment Icon18
No Name
うーん、これは麻美のほうが考えすぎなんじゃないかな?
メッセージ内容はともかく、ボードをもらったことや復帰を心待ちにしてくれてることが嬉しい、と受け取ってもらえそうな気がします…!
ところで若手に「産休育休が取れやすそう」と認識されてること自体は良いことですね。
2019/12/10 05:2285Comment Icon2
ままたん
産休や退職とかのメッセージボード、正直い
らないです。見返さないし。書くこと悩むのも知ってるし。
2019/12/10 06:0572Comment Icon6
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わたし、9時に出社します。

2019年、5月。

「令和」という新元号が制定され、誰もが新時代の幕開けを喜んだ。

しかしだからと言って、これまでの慣習や価値観がアップデートされる訳ではない。

中には、平成を通り越して「昭和的」な価値観のままであることも、多々存在するのが現実だ。

このお話は、令和を迎えた今年に大手保険会社に総合職として入社した、桜田楓の『社会人観察日記』である。

1996年生まれ、「Z世代」とも言われる美南が経験する、異なる価値観を持った世代との出会いとは…?

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