妥協婚 Vol.6

愛する男の背後から、消えない“もう1人の女”の影。妻となるために、女が下した最終審判とは

一生に一度であるはずの、結婚。

できれば妥協はしたくない。

だが経験者たちは口を揃えて、「どこか妥協した方が良い」と言うものだ。

何かを諦めないと、結婚は決められないのだろうか?本連載では、その核心に迫る―。

前回は、20代の女性とばかり付き合っていたが最終的には37歳の女性を選んだ男性などを紹介した。今週は?


【File6:未婚に固執していた女】

名前:美奈子
年齢:29歳
職業:メーカー広報
結婚歴:1年
夫の職業:外資系広告代理店勤務


「夫の大介とは、知人の紹介で知り合いました。11歳も年上だし、最初はあまり興味がなかったのですが、何度か食事へ行くうちに惹かれていき…。2年の交際期間を経て、昨年籍を入れました」

そう話す美奈子さんの左手の薬指には、一粒ダイヤの婚約指輪と、シンプルなシルバーの結婚指輪が収まっている。

ご自宅である都内の一等地にある新築の低層マンションに伺うと、香り高い紅茶とともに神楽坂『ACHO』のマドレーヌを出してくれた。

結婚してまだ1年。とても幸せそうに見えるが、美奈子さんは言いにくそうに教えてくれた。

「向こうは28歳の時に前の奥さんと結婚して、7年前に離婚。つまり、バツイチだったんです」

最近では全く珍くもない“バツイチ”の再婚。

今や結婚した夫婦の3組に1組は離婚すると言われており、”40代以上だったら、未婚より1回は結婚を経験している人の方がよい“なんていう女性もたまにいる。

しかしその一方で、美奈子さんのよう過去の経歴を気にする人が多いのも事実だ。

「ちょっと言いづらいのですが、やはり一度結婚生活を失敗している以上、同じことを繰り返さないか心配で…あとは、親の反対が想像以上に大きかったんです」

30代以降だと周囲にも離婚経験者が増えてくるせいか、気にしない人も多い。けれども20代からすると引っ掛かりを覚えるそうだ。

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