呪われた家 Vol.9

「この部屋に、もう一人いる・・・」真夜中の無邪気な子供の言葉に、恐怖に陥った新妻

結婚と同時に女に待ち受けるのは、“義実家”という呪縛。

奇妙な風習、監視の目、しきたり、そして義家族たちの薄笑い…。

夜な夜な響くその声は、幸せでいっぱいだったはずの新妻の心を蝕んでゆく。

◆これまでのあらすじ

看護師の岡林沙織(26)は、恋人の清川宗次郎(28)からプロポーズを受け、1年の交際を経ていよいよ結婚することが決まった。

幸せなはずの新婚生活を脅かす清川家のしきたりと、義姉の朝美による嫌がらせは沙織の心を追い詰めていく。

そんな中、久しぶりに宗次郎と2人きりの時間がとれ、安堵した沙織だったが、いきなり甥の京一郎が部屋に入ってきて、またもや戸惑いを隠せない沙織であった。


この館には、古くから家政婦がいた。

彼女の名前は、タキさん。

その女性は60年以上の付き合いで、成一郎が生まれる前からこの家と関わりが深い。

タキは高齢のため、ここ数年はときおり掃除にくる程度だ。ただ、千鶴子の体のこともあり、最近はいることが多い。

今日の朝食......


この記事へのコメント

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No Name
出来たとしたら、どうやって??
2019/10/18 05:0699+返信16件
No Name
妊娠したら、この家からもうニゲラレナイ!!
2019/10/18 05:1465返信2件
No Name
京一郎君が部屋に来るのは子供を作らない様にする朝美さんの作戦だったのでは?
子供出来ちゃうと別れられなくなるもんね。
2019/10/18 06:5460返信4件
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