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女たちの選択 Vol.10

「子どもは要らない」世帯年収2,000万円超のDINKS妻が、産まない選択をした理由

−“女”の幸せとは、結婚し、子どもを産み育てることである。

そんな固定概念は、とうの昔に薄れ始めた。

女たちは社会進出によって力をつけ、経済的にも精神的にも、男に頼らなくてもいい人生を送れるようになったのだ。

しかし人生の選択肢が増えるのは、果たして幸せなことだろうか。

この連載では様々な女たちの、その選択の“結果”をご紹介する。

前回は年下男と結婚し、金より愛をとった咲子を紹介した。今回は、「子どもはいらない」と話す世帯年収2,000万超のDINKS妻・加奈(38歳)のお話。


「今、私は38歳なのですが…ようやく、本当にようやくです。“子どもは?”なんて、デリカシーのない質問をされずに済むようになったのは」

加奈はそう言って、過去の嫌な記憶を思い出したのか、眉間に軽くしわを寄せた。

時刻はまもなく21時になろうとしている。

彼女の会社は有......


この記事へのコメント

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No Name
こういう女性きっとたくさんいるよね。要らない!という言葉の裏には沢山の葛藤があったはず。いいご主人で良かったね。
2019/10/06 06:0499+Comment Icon9
みやこ
「子供はまだ?」こんな質問するクズは、世間全員の不妊治療代を寄付する覚悟で言え!
2019/10/06 06:1099+Comment Icon7
田舎者
“自分基準”や”全ての人は自分と同じ価値観だ”、と言う人確かにいます。余計なお世話だよ。
2019/10/06 06:1699+Comment Icon1
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女たちの選択

—“女”の幸せとは、結婚し、子どもを産み育てることである。

そんな固定観念は、とうの昔に薄れ始めた。

女たちは社会進出によって力をつけ、経済的にも精神的にも、男に頼らなくてもいい人生を送れるようになったのだ。

しかし人生の選択肢が増えるのは、果たして幸せなことだろうか。

選択の結果には常に自己責任が伴い、実際は、その重みで歪む女は少なくない。

この連載では様々な女たちの、その選択の“結果”をご紹介する。

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