「彼って、もしや…」食通っぽい著名人を直撃して、無性に食べたくなるひと皿を聞いた!


【とある日、PM6:55】颯爽とお好み焼き店に入る前園真聖さんを発見!

場所はオフィス街、丸の内のビル地下。

明らかに周囲のワーカーとは異なる、いい色に日焼けした男性がのれんをくぐる姿を目撃。

後ろ姿からして、アスリート風のオーラを纏うその人は、前園真聖さん!

元サッカー日本代表の彼がなぜ港区ではなく丸の内に!?


唯一無二の濃厚ソースが、体育会系の食欲に火をつける
『鶴橋 お好み焼き オモニ 丸の内店』

「前園さんが来てくれはった〜!」

これぞ〝大阪のおばちゃん〞と言わんばかりの熱烈な出迎えを受けていれば、誰だって振り向かずにはいられないだろう。

のれんをくぐり、勝手知った様子で奥の個室へと入って行った彼の姿を追って、こちらも図々しく声を掛けた。

前園さんは4~5年前から、大阪での仕事終わりに、たびたびオモニグランフロント店を訪れていたそう。丸の内店がオープンしてこちらに来る機会が増えたというが、来店を耳にしたお母さんが大阪から駆けつけることもあるとか


「通う理由は、お母さんの人柄です」

そう前園さんが切り出すと、「ほんまにうれしいわぁ♥ 今日は私が前園スペシャル焼くから、ほなちょっと待っててな〜」と厨房へと慌ただしく消えていくお母さん。

そのやり取りが前園さんの頬を緩ませる。

「ゲソ塩焼き」→「とんぺい焼き」→「特製焼きそば」からの最後に「オモニ焼き」で〆るのがこの店の定番スタイル。生地の分量は最小限、キャベツがほとんどなため、軽くて何枚でも食べられるのが特徴。すべて、スタッフが焼いてからサーブ。近々、前園さんの好物が詰まった「ゾノ焼」もオンメニューするとか!?


「料理には人柄が出ると思うんです。ここの『オモニ焼き』は、そういう意味では愛情たっぷり(笑)。

とくにソースはフルーティなまろやかさの奥に、ピリッとした辛味が効いていて、無性に食べたくなるんですよね。

意外かもしれませんが、基本的に普段は家ごはん派。でもたまの外食で何食べる?となったら、ここのソース味が頭に浮かびます。

僕はあれこれ新規開拓するより、浮気せず一途に同じ店に通うタイプなので」

まさに相思相愛。ごちそう様!

50年以上前に大阪・鶴橋で産声を上げた人気お好み焼き店。カウンター席も充実で、ひとりでも楽しめる


■プロフィール
前園真聖 1973年鹿児島県生まれ。プロサッカー選手として、横浜フリューゲルス、東京ヴェルディなどに在籍し、日本代表にも。現在はサッカー解説者以外に、バラエティや情報番組でのコメンテーターなど多方面で活躍中

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