
「クズ男は利用するだけ」男を憎む有能な美女の、心に秘めた意外な一面
貴方は、自分の意外な一面に戸惑った経験はないだろうか。
コインに表と裏があるように、人は或るとき突然、“もう1人の自分”に出会うことがある。
それは思わぬ窮地に立たされたとき、あるいは幸せの絶頂にいるとき。
......そして大抵、“彼ら”は人を蛇の道に誘うのだ。
前回登場したのは、失望の結婚生活の末に道を踏み外した雄一(33歳)。
今回は、その不倫相手・美砂(34歳)の「もう1人の自分」のを紹介する―。
広く無機質なリビングルームに、切ないピアノとジャズ・ヴォーカリストの甘い歌声が響き渡る。
“愚かな私の心”
日本語にするとそんな意味の言葉が、美砂の心を、ほんの少し搔き乱す。
最新の4K液晶テレビに似つかわしくない、粒子のざらついた荒い映像。白昼夢のようにロマンティ......
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この記事へのコメント
お腹の赤ちゃんがママのこといっぱい愛してくれるから。
無償の愛は子供が沢山くれるよ。
でも、たった1人でもこう見えるよって言ってくれる人がいるのは良かった。
妊娠する前に、お嫁さんになりたいんだと認められれば、それだけで人生変わったのに。