東京で1人暮らしを始める際、家賃の高さに目を疑う人も多いのではないだろうか?
特に23区の人気エリアでは、狭い1Kでも10万円を超えることはザラ。まだ収入の低い20代の若者たちの中には、“実家暮らし”を選択する者も少なくない。
家賃がかからない分可処分所得が多くなり、その分自分の好きなことにお金を使えることは、大きなメリットだ。
大手総合商社で働く一ノ瀬遥(28)もそのうちの一人。
仕事は完璧、また収入の大半をファッションや美容に投資できる彼女はいつも隙なく美しく、皆の憧れの的。最近は新しい彼氏もでき、全てが順風満帆…のはずだったが!?
遥と圭介は、完璧な相手と付き合い出したことに喜び、早くもお互い密かに週末同棲を夢見ていたが…
付き合いたての彼氏に感じる違和感
―首元のV字がきれいな白いニットか、透け感のあるワンピース、どっちにしよう…。清楚な感じにしたいな。
待ち合わせまであと2時間以上もあるというのに、姿見の前を何度も行き来する。今日は圭介と、映画を観る約束をしていた。
付き合ってまだ日が浅いとは言え、大人なんだし、そろそろ......
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この記事へのコメント
実家が都心にあればわざわざ一人暮らしする必要ないじゃん。
それだけで恋愛対象外になっちゃうのは、幅を狭めてるだけな気がします。