あの子が嫌い Vol.7

コンプレックスまみれの女が、29年の人生で唯一自慢できたもの。彼女が“裏切り男”にすがりつく理由

上京してからというもの、私の人生はパッとしない。

地元では「かわいいリカちゃん」と呼ばれ、散々もてはやされてきたけれど。

私程度の女なら、この街にくさるほど居るー。

地元を飛び出し、憧れの人気女性誌への入社を果たした秋吉りか子(29)は、自分の"無個性"にウンザリする日々を過ごしていた。

そんなある日、中途で採用された一人の女が、りか子の前に現れる。ムッチリとしたスタイルに、やたら身振り手振りの大きな帰国子女。

りか子が虎視眈々と狙っていたポジションを華麗にかっさらっていき、思わず嫌悪感を抱くがー。

まるで正反対の二人の女が育む、奇妙なオトナの友情物語。


人気女性誌「SPERARE(スペラーレ)」で編集長の秘書として働く秋吉りか子。りか子は編集部のポジションを狙っていたが、“小阪アンナ”と名乗るぽっちゃり女子に奪われてしまう。

更に追い打ちをかけたのは、恋人・修一の朝帰りだった。そんな中りか子は、宿敵アンナを陥れるための名案を思いつき、ついにそれを実行しようとするが…。


ー秋吉さんもアンナちゃんも、結局は“女帝のお気に入り”だから。

編集部の女性陣との新年会で言われたセリフが、脳裏にこびりついて離れない。

女帝こと編集長のスカウトで入社したというアンナはともかく、冴えない契約社員の私がどうして彼女のお気に入りだというのだろう。

見当......


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