D55f79bffda66711c347256e5000a2
ようこそ、ルミ子の部屋へ Vol.8

「初めから私を愛してはいなかったのね…」人の男を奪った、ルール破りな30歳美女が招いた悲劇

仕事も恋愛も、自己実現も、自由に叶えられる時代。
それでも私たちは悩みの中にいる。

東京・銀座の片隅に、そんな迷える東京男女たちが
夜な夜な訪れるバーがある。

オーナーをつとめるのは、年齢不詳の謎の美女、留美子

“職業=美人”をクビになった女、小倉美桜(みお)。何不自由ない生活を諦めきれない美桜は「銀座のホステスなら高給取りのはず」という安易な発想から銀座に足を踏み入れるが–


やっぱり、男なしでは生きられない女


小倉美桜(みお)は暗闇の中で目を覚ました。

素肌をひんやりと包み込む高級なシーツの感触。何も身につけていない、裸だった。

そういえばここは、窮屈な相部屋のベッドではなく…

「美桜、眠れないのか?」

男の手が美桜のなめらかな背中にそっと触れた。

この手の持......


この記事へのコメント

Pencil solidコメントする
No Name
ルミ姐もさゆりママもカッコいい!
2019/01/15 05:2699+Comment Icon4
あか姐
嘘も突き通せば真になる、久しぶりにキレのいいタンカ。あー元気出る!
2019/01/15 05:1399+Comment Icon8
No Name
なんだか、いい話だ!
2019/01/15 05:2699+Comment Icon1
もっと見る ( 146 件 )

ようこそ、ルミ子の部屋へ

仕事も恋愛も、自己実現も、自由に叶えられる時代。
それでも私たちは悩みの中にいる。

「この人でよかったんだろうか」
「ここは本当に自分のいるべき場所なのか」

東京・銀座の片隅に、そんな迷える東京男女たちが
夜な夜な訪れるバーがある。

オーナーをつとめるのは、年齢不詳の謎の美女、留美子。
時にやさしく、時に厳しく、彼女は私たちの背中をそっと押してくれるのだ。

さて、今日のお客さまは–

この連載の記事一覧