今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.18

ブランドを知ったかぶりしてるけど、シャンパンの違いって何?いまさら聞けないシャンパンの基礎知識

年末ムードが高まってくれば、何かと人と会う機会が増えるもの。そんな高揚感に華を添えてくれるのが、シャンパンだ。

シャンパンを手にすればおのずと気分は高まるけれど、その種類は有名どころだけでもたくさんある。

この年末に恥をかかないために、ワインジャーナリスト・柳忠之氏から“シャンパン”について教えてもらうことにした!

Q.艶っぽくて魅力的なシャンパンたち。でも各メゾンについてはまだまだ知識不足。シャンパンの違いって一体何ですか?


――う〜ん、どっちにしようかな?

柳「おや、クラリン(編集担当の嵩倉)。何を迷ってるの?」

――柳さん、いいところに。今晩の女子会に持っていくシャンパン、テタンジェとボランジェのどちらがいいか悩んでて。似たような名前だし、どっち選んでも同じかしら。

柳「チッ、チッ、チッ。それは違うよ、クラリン。シャンパンの造り手、すなわちメゾンはそれぞれ固有のスタイルをもっている。セラーマスターは、そのスタイルを忠実に守るべくブドウを吟味し、巧妙なブレンドを駆使してシャンパン造りに取り組んでいるんだ。

ちなみに今日の女子会には、どんな人が集まるの?」

シャルドネ種が多めは、エレガント系シャンパン


――平安かるた同好会のメンバーです。

柳「だとしたら、楚々としたイメージの女性が多いよね。僕ならテタンジェにするな。テタンジェは自らシャルドネ・ハウスと名乗るくらい白ブドウのシャルドネを重視した、凛とした佇まいのエレガントなシャンパンだからね。」


――シャルドネはエレガントさの象徴なんですね。ほかにどのようなブランドがエレガント系なんですか?

柳「ことデリケートさとエレガントさにかけては、ペリエ・ジュエの右に出るメゾンはないな。ベル・エポックは、アール・ヌーヴォーの巨匠、エミール・ガレがボトルに描いたアネモネの花のイメージそのまんま。

ローラン・ペリエもエレガント系だけど、ここは他のメゾンとひと味違った試みをすることでも有名。瓶詰め前に糖分を一切加えない「ウルトラブリュット」とか、3つの優良年をブレンドしたフラッグシップの「グラン・シエクル」とかね。

そうそう、ロゼも他社とは違って、白ワインに赤ワインを混ぜるのではなく、果汁に黒ブドウの果皮を短時間漬け込む。赤い果実の香りが豊かなロゼシャンパンを造っているんだ。」

――ほぉ〜。では先ほどのボランジェは?

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