オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.19

デートの基礎“店選び”で、女に聞くべき質問とは?モテる男とモテない男の決定的な差

解説1:デートの誘い&デート中に、こちらの好き嫌いは聞かないのに、自分だけ主張していた点


—竜也:昨日はありがとう!来週いつ空いている?
—沙織:金曜とかどうですか?


翌日、早速竜也から連絡が来たためすぐに返信を打つ。こうして自分からすぐに連絡をくれる男性は、会う前からポイントアップだ。

しかし次に来たLINEの一文に対し、私は“あれ?”と思ってしまった。

—竜也:OK。じゃあ金曜で! ここ予約しました。


竜也が送ってきてくれたLINEには、お鮨屋さんのリンクが貼られていた。

とてもおいしそうなお店だし、お鮨は好きだから嬉しい。

けれども、普通ならば“何が食べたい?”とか、“嫌いな物はない?”とまずはじめに相手に聞くものではないだろうか。

“何でもいいから好きな店選んで”と言われるよりははるかにマシだが、こちらの意見は全く聞かない竜也に、少し驚いた。



竜也が予約してくれた『鮨十』はとても素敵なお店で、お鮨が美味しいのはもちろんのこと、日本酒の種類も多かった。


「わぁ〜凄い種類の日本酒がありますね!」

私は興奮気味に、お酒の説明を聞く。

「そうなんだよ。この店は美味しい酒がたくさん揃っていて。あと鮨も絶品だから、楽しみにしていてね」

そう言って乾杯した時だった。

「僕は、いつものネタは抜きでお願いします」

竜也が大将に向かってそう言ったのだ。きっと、竜也は常連なのだろう。大将に“いつもの”と言うだけで、彼の嫌いな物は省かれるらしい。

しかしその一方で、竜也は一度も私の苦手な物を聞いてこない。むしろ、全く無関心である。

「さすが常連さんですね!行きつけのお鮨屋さんがある男性って、カッコイイですよね!お鮨屋さんに限らず、バーとかレストランとか」

「そうだね、常連になるまでにはかなり通い詰めないといけないからね(笑)」

そんな話を聞きながら、私は竜也の性格について考えていた。

もしかして、物凄く“俺様”主義なのだろうか。それとも、ただちょっと配慮が欠けている人なのだろうか。

「じゃあそろそろ始めますね。お苦手な物はありますか?」

お店の方が気を利かせて聞いてきてくれたことに、ホッと胸を撫で下ろす。

「貝類が苦手で…それ以外は何でも大丈夫です!」

「分かりました、それでは貝類は抜きますね」

実は、私は貝類が苦手だった。

お任せで握ってもらうようなお鮨屋さんで、当日になって好き嫌いを言うのは、マナー違反だろう。だからこそ、デート相手である男性に前もって聞いてもらいたかったのだ。

笑顔で対応してくれた大将やお店の方に助けられたが、これが厳しいお店だったら途端に嫌な顔をされる。コース料理を提供する店の場合、食材が無駄になってしまう可能性もあるからだ。

多分、竜也はそんなこと全く考えていないのだろう。

「いつもお食事は外で食べることが多いんですか?」
「うん、自分では料理しないから、ほとんど外食だよ。作ってくれる人もいないから」

会話をしながら、少しずつ上の空になっていく。

だが、一度のデートで判断するのは時期尚早だ。もしかしたら、本当は物凄く良い男性で、逃したら後悔する大物だった、なんて可能性もある。

そう思い、私はもう一度だけデートをすることにした。

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