港区女子。
それは港区に夜な夜な集う、得体の知れない女性たち。
煌びやかで豪勢な生活を送る彼女たちだが、いつか“強制的に”この街を卒業する時がやってくる。
果たして、その後の人生は、幸せなのだろうか?
20代で甘い蜜を吸いすぎた美咲や実家に戻った由梨、ヨガ講師に転身した晴美などを紹介してきた。
甘い蜜を存分に吸った、港区女子の末路とは・・・?
「それでは、里枝子の誕生日を祝って...」
天現寺の『アッピア』で、私は彼氏である和樹と共に笑顔でワイングラスを傾ける。
テーブルには、お誕生日のお祝いとして和樹が頼んでくれた、私の生まれ年のワイン、1988年のDRCモンラッシェが空いている。
「はぁ〜もしかして私......
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この記事へのコメント
これまた古いけど、みんなプリティウーマンになったつもりだった。
周りからは、「あの子は〇〇さんに囲われてるのね」って言われていたけど。
花の命は短くて、20代半ばで終わり。
主人公みたいにきれいな卒業なんかじゃなくて、突然の「解雇」が断然多かった。
私はリーマンショックと共に現実に叩きつけられましたが。
なかなか現実を受け入れられない子も多かった。
みんな...続きを見る今は何をしているんだろう。