35歳のヤバい女 Vol.6

35歳のヤバい女:「28歳の君と結婚したかった」B型毒舌男が放つ、誰も言わない世間の本音

ー女の市場価値は27歳がピーク、クリスマスケーキの如く30歳以上は需要ゼロなんて、昭和の話でしょ?ー

20代の女なんてまだまだヒヨッコ。真の“イイ女”も“モテ”も、30代で決まるのだ。

超リア充生活を送る理恵子・35歳は、若いだけの女には絶対に負けないと信じている。

周りを見渡せばハイスペ男ばかり、デート相手は後を絶たず、週10日あっても足りないかも?

しかし、お気に入りのデート相手・敦史が26歳のCA女を妊娠させたことが判明。しかも彼は、結婚後も理恵子と関係を続けたいと言い放つ。

さらにはバツイチの元彼・新太郎に「ヤバい女」と酷評されたうえ、敦史の婚約者と対決することになり、理恵子はすっかり精神を消耗していた。


「はぁ...」

“一度の溜息で3ヶ月老ける”というのは、あながち嘘ではないかも知れないと理恵子は思う。

愛梨という妊婦と対決してから数日、一気に3年分くらい歳をとった気がするのだ。理恵子は柄にもなくすっかり気力を失い、毎日ただ仕事だけをこなす日々を過ごしていた。

丸3日以上飲みに出歩かないなんて、インフルエンザかノロウィルスに感染した時くらいである。

だが、珍しく規則正しい生活を送っているにも関わらず、イマイチ仕事に身が入らない。

「30歳過ぎて、よくそんなに体力あるね」なんて賞賛されることはしょっちゅうだが、理恵子は仕事もプライベートも、忙しければ忙しいほどパワーが沸くタイプの女なのだ。

むしろ“お家でマッタリ”というのがどうも苦手で、常に頭と身体を動かしていない限り、逆に疲労が溜まっていく。

―でも...。やっぱり出かけたい気分じゃないわ...。

それでも理恵子のスマホは、相変わらず忙しく鳴り続けている。

経営者の集まる食事会に、年下の御曹司やイケメンCMプランナーからのデートの誘い。

しかしここ最近は、敦史の裏切りを筆頭に災難続きであるため、さすがの理恵子も男には懲りつつあった。

そんな中、1通のLINEが目を引く。

「で、鮨どうする?」

送り主は、ヤバい元彼・新太郎であった。

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