セカンドの逆襲 Vol.5

セカンドの逆襲:男の30歳は遊びたい盛り。彼氏と思っていた男が本命彼女と絶対に別れない理由

―夢は極上の男との結婚。そのためには、どんな努力も惜しまない。

早川香織、26歳。大手IT企業の一般職。

世間は、そんな女を所詮「結婚ゴールの女」と馬鹿にするだろう。

しかし、先入観なんぞに惑わされず、彼女の“秘めたる力”をじっくりと見届けて欲しい。

vsハイスペ男との熾烈な戦いを...!

最高の彼氏だと信じていた男、拓斗にとって、実は自分がセカンドだった!本人に直接問い詰めるも、「二人とも彼女だよ」とあっけらかんと言われ、言葉を失う。

さらに「大事なのは香織だけ。別れるから待って」と言われ…!?


最低男の最低な言い分


正直、驚いた。が帰国して早速、香織が彼女の存在に気がついたからだ。

南拓斗、もうすぐ30歳。

女性は30歳なんて言うと、結婚だ、出産だ、なんてワーワーと騒ぎ出す。けれど男にとって、30代なんてちょうど仕事も乗り始めて生活にも余裕があり、一番モテる楽しい時期なのだ。

香織は確かまだ26歳と言っていた。だからまだ結婚だなんだと騒ぐ年齢でもないし、気楽な付き合いができると思っていた。

彼女と出会ったのは、いわゆる食事会だ。ほとんど肩書き目当てに違いないが、僕たちは連日のようにそういった会の誘いが絶えない。

はじめは梓がアメリカに行って少し空いた時間を埋めるように、お食事会に参加していた。

けれどそこで出会ったのは、いかにも男とお金に媚びる女や、お高くとまった勘違いな女ばかり。その場を楽しく過ごしたとしても、次につなげることはなかった。

—ちょっと見た目が好みだな。

香織の第一印象はそんな程度。とは言え、どうせ彼女も他の女と一緒だとあまり乗り気ではなかった。

【セカンドの逆襲】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo