オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.11

“好き”とまで言われたのに...「彼女」に昇格できない女の敗因。男のホンネから紐解く正解とは

解説1:少々スピードが速い?だけど可愛いからOK


気がきく英理奈はすぐに僕と麻友をLINEで繋げてくれた。

そこから暫くLINEのやり取りが続き、食事へ行くことになった。こういうのは、タイミングが大事である。

初対面からだいぶ時間が空いてしまうと、それに比例して気持ちも冷めていく。

テンポの良いやり取りをしながら、麻友からのLINEを楽しみにしている自分がいた。

肝心の食事は二人でも良かったのだが、御礼も兼ねて英理奈を誘おう。そう思い、僕たちは再び3人で『シドロス』にて食事をすることにしたのだった。



店にやって来た麻友はスタイルの良さが際立つような服装をしており、僕のテンションは上がっていた。

カリフォルニア育ちのオーナー兄弟が出してくれる料理はどれも絶品で、且つ店内の雰囲気も良い。僕は心地よい喧騒に包まれながら二人を2軒目に誘う。

「この後僕の知り合いがやっているバーの周年パーティーがあって、食事済ませたらそっちに顔だしても良い?もし時間あれば二人とも一緒に行こうよ」


「そうなんだぁ〜でもごめん!私この後別件があるから、二人で行っておいでよ」

心の中で“英理奈、ナイス”と突っ込む。英理奈はこういう空気を読むのが抜群にうまい。

「本当?じゃあ麻友ちゃん、二人で行こうか。英理奈、僕たち勝手に楽しむので」

そして英理奈が席を立ったのを見計らい、僕は麻友との距離を縮めようと試みる。

「麻友ちゃんってこんな可愛いのに、本当に今彼氏いないの?信じられないね」
「悠馬くんみたいな人がいたら付き合いたいんだけど、なかなかねぇ...」

「そうなの?そしたら僕、狙っちゃうよ?」

そう言いながら、僕は思わず麻友の手を握った。もちろん、半分冗談で半分本気のつもりだった。

しかし、僕はそこで少しだけ引っかかった。

—あれ?嫌がらない・・・ということは、向こうもOKということかな?

手を離すタイミングもなく、英理奈が席に戻ってきてからも何となくそのままになってしまった。

—これはいけるかも...

そう確信すると同時に、ここから僕は麻友に対する気持ちがどんどん冷めていってしまったのだ。

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