新時代の実力派 贔屓にしたい若手注目株 Vol.1

スシタツ

鮨辰

浜野 章 34歳

シャリはあきたこまちとササニシキをブレンドしたものを使用。酢をきかせるのもこだわり

男気たっぷりの仕事ぶりに感服

穴場中の穴場。この鮨店を訪れたなら、誰もがそう思うはずだ。昨年9月、駒沢に開店した『鮨辰』。ここ数年、東京では住宅街でその実力を発揮する鮨店が増えているが、この店の費用対効果と店主の志の高さには、思わず目を見張るものがある。

おまかせは1万円からと、住宅街の鮨店の平均価格帯といったところだが、つまみ3品に刺身が5点、焼魚もしくは煮魚に握りが7貫供されるという充実の内容。つまみはかき揚げや自家製の塩辛などシンプルながらバラエティに富んでおり、食べ手を飽きさせない工夫も万全だ。

「店を持ったら絶対やりたかった」と店主が言う魚の一夜干しは、ほどよい塩加減で身もふっくら。次々と繰り出される美味にテンションが高まる。トリを飾る握りは、シャリに酢をきっちり立ててパンチをきかせるのがこだわり。塩と砂糖のバランスも絶妙で、ネタの風味を明確に食べ手に伝える。深夜までこの味を堪能できるとは嬉しい限り。文字通り“ネタ”に事欠かない1軒だ。

左.のどぐろの一夜干し。店主が自ら干したもの

右.手前から佐渡の定置で獲れたまぐろ、舞鶴のとり貝、熊本の小肌

自家製塩辛。酒とみりんでのばした塩辛はクセがなく美味。料理はすべて¥10,000のコースから


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