オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.6

ちょっとした仕草と行動でバレる「俺、大好き」度数。SNSで繋がるときの落とし穴とは?

解説1:出身地やご近所トークで盛り上がるのは◎


「彩奈ちゃんは今どこに住んでいるの?」
「私は今、中目黒に住んでいます。哲也さんはどこですか?」
「僕は今、広尾だよ」

—広尾っぽいなぁ。

ハイソな雰囲気に、品のある佇まい。人が街を作り、街が人を作るとは良く言ったもので、妙に納得してしまった。

「広尾とか来ることある?」

「うーん。恵比寿とか六本木はよく行きますが、広尾は素敵なファミリーが住むイメージだから、あまり行く機会がなくて...あと、広尾のご飯屋さんをあまり知らないんです」

実際に恵比寿からも中目黒からもとても近いのに、広尾は案外行く機会がない。

『Ode』とか知らない?ほら、あの有名なドラ◯ンボールのボールを再現した一品で有名な店!」

そう言いながら哲也が見せてくれた写真に、私は思わず興奮してしまった。


「わぁ〜!なにこれ。面白いですね〜。今度行ってみたいなぁ!」

ドラ◯ンボールが忠実に再現された美味しそうな一品に、感嘆の声が漏れる。

「広尾は良い店がたくさんあるんだよ。最近では、こことかどうかな?僕が好きな店なんだけどね...」

哲也は自分のInstagramのアカウントを見せてくれた。

ところがその時に、私は大いなる違和感を感じたのだ。

「これ哲也さんのアカウントですか?すごいですね...って、哲也さんグルメ偏差値高すぎじゃないですか!?」

彼のInstagramは、かなり気合が入ったものだったから。

プロ顔負けのハイクオリティーな写真に、加工もだいぶ凝っている。

「ちなみに、これは何のカメラで撮っているんですか?写真、お上手ですね」

「携帯の時もあるけど、たまに本格的なカメラを持って行って撮ることもあるよ」

「へぇ〜すごい...私のアカウントよりちゃんとしている...」


—男性で、SNSを必死にやっている人に魅力を感じないのは私だけなのだろうか...

個人の勝手だし、私がとやかく言う問題ではないのは百も承知である。しかしあまりにもSNSに必死な男の人は自己顕示欲が強い気がして、ちょっと引いてしまう。

「また今度美味しいお店教えて下さい♡あ、そうだ!哲也さんのインスタ、フォローしてもいいですか?」

「もちろん!彩奈ちゃんのアカウントも教えてよ」

お互いにフォローし合い、哲也のInstagramのアカウントを改めて見つめ直した時だった。

そこで私は、更に気になる投稿を見つけてしまったのだ。

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