オトナの恋愛塾~宿題編~ Vol.6

食事会で“イイ感じ”だったはずの彼女。掴みはOKだったのに、デートの誘いに応じてくれない理由は?

宿題2:この会話の中で女性が冷めた瞬間を見つけ出し、答えよ


「ごめんごめん。つい熱くなって、一人で色々と語っちゃったね」

さっきから、一人で喋り過ぎだったことに気がつき、慌ててフォローに回る。

「いえいえ。すごい勉強になります!また今度美味しいお店教えて下さい♡あ、そうだ!哲也さんのインスタ、フォローしてもいいですか?」

「もちろん!彩奈ちゃんのアカウントも教えてよ」

こうして僕たちは、Instagramのアカウントを交換する。一昔前まではFacebookだったなぁ、なんて思いながら。

「哲也さんは、ランニングされるんですか? 」

僕のアカウントを改めて眺め、彼女は質問を続ける。

彩菜は、僕がランニング中に自撮りした代々木公園の写真を見ている。その一方で、僕は彩奈のアカウントを見ながら質問を返した。

「そうそう。それは代々木公園をランニング中に撮ったんだよね。彩奈ちゃんはヨガするの?」

「ホットヨガですけどね〜体調維持のために通っているんです。でもアカウントを人にまじまじと見られるのって、何だか恥ずかしいですね」

そう言って頬をちょっと赤くし、瞬きをしながら照れる彩奈はとても可愛かった。

「彩奈ちゃんってさ、驚いた時とか恥ずかしい時に瞬きが多くなる?」

「バレちゃいましたか?無意識のうちにやっているみたいで...哲也さんの癖はなんだろう?髪の毛触るとか?」

無邪気に笑う彩奈が可愛くて、僕は他の人に聞こえないように、そっと彩奈の耳元で囁いた。

「今度さ、僕の好きなお店があるから二人で一緒に行かない?」

彩奈も他の人に聞こえないように、小さく“いいですね”と頷いた。


そして食事会も終盤に差し掛かり、僕たちはまずグループLINEで繋がった。

解散後、食事会のお礼LINEが次々飛び交う中、僕はすかさず彩奈に個別でLINEを送った。

—哲也:さっきの約束覚えている?今度は二人でデートしようよ^^

そのメッセージはすぐに既読になり、そして返信が来た。

—彩奈:今日はありがとうございました!

が、そこでメッセージは終わってしまったのだ。“是非!”とか、“いつにしますか”など一切ない。

あまりにもあっさりした返信に少々拍子抜けしたものの、もう一度誘い文句を送ってみる。

—哲也:ご飯の予定、いつ空いてる?

しかし、彩奈からの返信はかなり素っ気ないものだったのだ。

—彩奈:すみません、今月はちょっと忙しくて。また連絡しますね!


▶NEXT:6月3日日曜更新予定
彩奈が食事会で、哲也をないと判定した理由とは?

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