女もつらいよ Vol.8

必死になれる仕事ほど、面白いものはない。だが仕事は「女としての幸せ」は満たしてくれない

高学歴・高収入・男性に引けを取らない仕事への情熱。

都内の高級エリアに住み、欲しいものは何でも自分で買うことが出来、食事は本当に美味しいものしか食べたくない。

にゃんにゃんOLのように自分の生活を誰かに変えてもらおうと、必死で結婚相手を探す必要もない。

そんな無敵のような女に訪れた苦難。あなたは、どう感じるだろうか?

上司から突然NYへの赴任辞令を言い渡された可奈子。夫・清も可奈子がNYへ行くことに納得してくれ、仕事を続けながら子作りにも取り組んでいくことになった。

可奈子と清は、2年間の遠距離別居婚をした後、可奈子は東京オフィスに戻ってきた


ーこの瞬間は、何度味わっても鳥肌が立つわ…。

ある日のミーティング中、可奈子はそんな思いをかみ締めていた。

仕事で得られる高揚感は、何にも代えがたい。

この喜びを知ってしまった可奈子のような女は、そう簡単にこれを手放すことはできない。「もう一度」と何度も心の中で繰り......


この記事へのコメント

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No Name
産んでない、ということを悪とされること、仕事を必死にすればするほど否定されること、ほんとそうです。
仕事に必死な女は生きにくい、とアラフォーの仕事ばかりしてきた自分もよく感じます。
2018/03/21 05:2799+返信4件
2児の母
キャリア女性って、子供を産むことを、「人生のコンプリート」と思ってる感じがしますが、子育てってそんなにラクじゃないです。いま2歳と0歳の子育てしてますが、少なくても産んで数年は、異星人みたいな生き物相手に、ひたすら自我を抑え、消していく、、それが子育てです。仕事で得られる達成感、高揚感、自己実現に酔ってきた女性が、キャリアを(一時)捨ててまで得る価値のあるものとは思いません。
かなこは、子供諦めて
仕事に邁進すべき、、と思ってしまいます。
2018/03/21 05:3599+返信11件
No Name
私は自分のキャリアを優先したくて、父親になりたかった元旦那と別れました。
結婚は相手あってのものなので、
「清を父親にしてあげたい」この気持ちが妻を悩ませる元凶なんですよね。
エミリのように未婚であれば下手に結婚せず、自由にキャリアを選べるのかも、と憧れて私も別れて自由な道を選んでしまいましたが、
どうしてどっちかなんだろうなぁ、もっとうまくやれなかったかな?と時々後悔します。
2018/03/21 06:3887返信4件
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