鉄は熱いうちに打て
−彩花side–
「やばっ…そろそろ行かないと」
隣で寝ていた洋平くんが、慌てた様子で飛び起きる。
あの日…私たちが初めて抱き合った夜から、洋平くんは2日と空けずにうちに泊まっている。
同じスーツで仕事に行くわけにいかないから、彼は朝、一度自宅に寄ってから出社......
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−彩花side–
「やばっ…そろそろ行かないと」
隣で寝ていた洋平くんが、慌てた様子で飛び起きる。
あの日…私たちが初めて抱き合った夜から、洋平くんは2日と空けずにうちに泊まっている。
同じスーツで仕事に行くわけにいかないから、彼は朝、一度自宅に寄ってから出社......
東京を生きる女たちは、もう気がついている。
「素敵な男の隣には、既に女がいる」という事実に。
自分が好きになるくらいの男を、他の目ざとい女たちが見過ごすはずがないのだ。
旅メディアで働く彩花(26歳)が、取材先のスリランカで出会った爽やかな商社マン・洋平(30歳)。
この出会いは、運命か。それとも...?
この記事へのコメント
明るくて優しい人だったけど、私の友達は皆「軽すぎる」と。
ある日突然振られて、次の彼女と電撃婚。
「嘘でしょ!?旅行代返せ!!」と当時は悲しみと怒りでいっぱいでした。
しばらくして奥様が妊娠&出産。
にも関わらず、独身時代と同じ行動を貫いて夜毎飲み歩いていたらしく、夫婦仲は絶望的と風の便りで聞きました。
なんと私にも連絡が来て「寂しい」だの「早まるんじ...続きを見るゃなかった」だの「あの時の旅行楽しかったね」だの。
私も結婚してたので、返事もせずにブロックしました。
こういう軽くて浅はかな男って、本当に結婚に不向きだと思います。
酒癖の悪さ、女癖の悪さは絶対に治らない。
タグ付け幸せアピールしないと不安で仕方がないんですよね、可哀想に。
心から本当に幸せだと、幸せアピールなんて不要です(笑)