東京の勝ち組女である“港区妻”には、純然たる階級がある。
頂点に君臨するのは、生まれ育った東京で幸せに暮らす、生粋の“東京女”。
一方でたった一人で上京し、港区妻の仲間入りを果たした女たちもいる。元CAで専業主婦の桜井あかりも、その一人。
CA仲間だった東京出身の玲奈と百合が、実は着々とお受験準備をしていると知り、地方出身の自分との格差を感じるあかり。
信頼する友だち・凛子から慶應幼稚舎の魅力をきき、さらに紹介された教室で出会った美貌の教師・北条ミキに勧められ、受験を決意。
玲奈と百合に受験することを伝えると、東京出身の二人は今まで見せなかった一面を見せ、あかりの受験に対する認識の甘さをつきつけるがー。
「本日からお世話になります、桜井と申します。息子の旬ともども、よろしくお願いします」
教室の初日、差し入れを手に北条邸に着くと、凛子がリビングで子供を待つ2人の女性を「こちら由衣さんと理沙さん」と紹介してくれた。
2人とも、髪も肌もよく手入れされていて、とても園児の母親と......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
ー28歳独身女
お〜いお茶とともに柿ピーを食べながら
幼稚舎出身の方たち、
ほんとにこういう感じですよね。
でも嫌味がなく性格もいいんですよね、、
地方から出てきて自分の力でここまでの幸せを掴んだのはわかるけどそもそも実家の財力が違い過ぎる。。