あなたは、知っているだろうか。
東京の勝ち組女である“港区妻”に、実は純然たる階級があることを。
その頂点に君臨するのは、生まれ育った東京で幸せに暮らす、生粋の「東京女」である。
一方でたった一人で上京し、港区妻の仲間入りを果たした女たちもいる。元CAで専業主婦の桜井あかりも、その一人。
東京女を相手にあかりが挑むのは、港区妻究極の総決算。それは、慶應幼稚舎受験であった。
CA仲間だった玲奈と百合が、当然のようにお受験準備をしていることを知り、東京の富裕層出身の二人との違いに愕然とするあかり。
信頼する友達、凛子から、慶應幼稚舎の魅力をきき、初めて強い興味を持つが―。
「それでね、昨日CA時代の同期と“受験”の話になって。今まできいたことなかったけど、彼女たちは幼稚舎と東洋英和出身だから、実はすごく熱心に準備してたみたいで、正直びっくりしたの」
あかりは、話のついでというふうに“受験”という単語を口にした。
今日はクリスマスバザーに出す......
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この記事へのコメント
4歳で、初めての場所初めての先生でも取り乱さず離れられるということは、指示が聞けて落ち着いて行動できているわけだし、運動神経も良いなら、お受験に受かる素質がありそう。親が頭いいなら勉強できるDNAも備わっていそうだし…
OBや権力者の子供や孫だけだと、ワガママな子が多そうだし、クラスをまとめる為にもコネはなくとも...続きを見る優秀な出木杉くんのような子の枠も一定数あるんじゃないのかな。
なんでそこで挑戦する事にするかな。。頭が弱くて自己顕示欲が強い女が母親だと辛いね。毒親の始まり。