銀座でディナーをする際、意外に困るのが、ちょうど良いお洒落なお店が少ないこと。
高級店に行くほどでもないし、かといって、コリドー街のような賑やかな場所もちょっと違う…。
特に銀座の4丁目周辺には、そういった小洒落た店はないかと思いきや、実はあった!
こちらの『GRAMERCY TABLE』は銀座5丁目の袋小路に潜む、隠れた人気店。
例えば、後輩を食事に連れていく、なんてシーンにぴったりハマるお店だ!
新しい発見に出会える、NY仕込みのフレンチ
『GRAMERCY TABLE』
各ジャンルの美食が密集する銀座だが、遅い時間に本格的な料理が味わえる店はひと握り。
等身大で気兼ねなく、レベルの高い料理を味わいたいなら、銀座4丁目交差点から徒歩3分ほどで行けるこの隠れ家的ビストロに決まり。
場所は銀座5丁目の袋小路。歴史を感じるカラフルな看板が目印だが、看板にお店の名前は載っていない。
『東京園』『中華三原』など、昔ながらの名店ばかりかと思っていたら、その先に路地に似つかわしくない、洒落た外観が見えてくる。
こちらでは、カジュアルな雰囲気で極上のフレンチがアラカルトで楽しめる。
「常に新しい食のトレンドを生み出すニューヨークのグラマシー地区にありそうなレストランを具現化しました」と、NYの星付きフレンチやビストロで研鑽を積んだオーナーソムリエの神谷和誠さん。
夜、訪れると、周囲の昔ながらのお店とは対照的に、フィラメントの灯りに包まれたアットホームな空間が見えてくる。
料理は、フレンチの技法をベースに、先鋭的なエッセンスを注入。グレイビーソースにコーヒーを合わせるなど、どれも骨太な味わいなのにキレがある。
ポーションも大きく、男性でも満足できること間違いなし。その絶妙な料理センスに惹かれ、違いのわかる大人たちが次々とリピーターになっていく。
スタッフはオーナーソムリエとシェフがメイン。親密な接客もまた嬉しく、思わず帰り際に訪れたくなる雰囲気だ。
こういう店が潜んでいるから、銀座はまた面白い。
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