さあ、人恋しくなる12月。是が非でも落としたい女性とのデートの約束を取り付けたなら、迷うことなく『牛鍋アイロン』を予約するのをお勧めする。
白金台の閑静な住宅街に佇む一軒家。呼び鈴を鳴らすと開く門をくぐって石畳を歩く「隠れ家」感にテンションが上がる。そして個室で頂く唯一無二の絶品牛鍋に、彼女の心がほどけていくだろう。
食後は同じ建物のバーラウンジへスムーズに移動。贅沢な時の流れに沿うように、二人の距離もグッと近づいていくはずだ。
つかみは、会員制バーのようなイントロダクション!
『牛鍋アイロン』には、訪れる男女の仲を深める仕掛けが施されている。ガラスの戸で閉ざされた扉を開くには、まずインターフォンを押そう。
店名も違うし、一瞬「え?この店で合ってるの?」と不安に思った矢先の「ようこそいらっしゃいました」との出迎えにホッとする。
名前と人数を伝えると扉が開き、優しい灯籠の明かり灯る石畳の小道を抜けて店先へ。
完全個室ではない半個室が「下心」を感じさせない
店内は半個室の作り。急に2人で個室だと女性は引いてしまうかも。この距離感がちょうどいい。
メニューは「牛鍋コース」5000円ただひとつ。松竹梅とコースにランクがないことも、男性にとってはスマートに注文でき、嬉しいポイントだ。
コースは、先付けと厚切り牛たたきからスタートし、名物の牛鍋、シメに味わう手打ちの極太うどん、デザートというラインナップだ。
まず、先付けとともに提供される「厚切り牛たたき」は、国産の和牛のランプという部位を使用しており、柔らかく食べやすく仕上げられている。
メインはまろやかスープに国産和牛の霜降り肉という贅沢鍋
先付けをワインとともに味わっていると、テーブルでは鍋の準備が整い始める。これが一度食べたら忘れられないと言われる『牛鍋アイロン』名物の「牛鍋」である。
コクが感じられる出汁は京都の白味噌をブレンドしたスープが特徴で、牛肉は国産黒毛和牛の霜降り肉を使用している。
野菜は、国内から厳選した白菜、キャベツ、豆腐、ささがきされたゴボウなどが揃う。まろやかにスープとの一体感が楽しめるだろう。
鍋の支度は何も言わなければスタッフが行ってくれる。しかし、「二人で鍋を完成させる」という共同作業のチャンスを逃す手はない。二人きりですごす時間のためにも「牛鍋」の作り方をお教えしよう。
まずは餅以外の野菜を最初に全て鍋に入れよう。グツグツを煮えてきたところで、いよいよ霜降り牛肉を投入。サッと出汁に通して食べることもできるが、しっかりと牛肉のコクががスープにとろける5分ほど煮込むのがこの店のおすすめ。
白味噌のスープに絡んだ牛肉はまずはそのまま味わって、食べ進める際には3種類の薬味で味の変化を楽しんでいこう。
シメに登場する極太うどんやデザートも必食
シメに登場する「極太うどん」は、『牛鍋アイロン』のシメといえばコレと言える品。
うどんといえど、すすることは難しいので、そのままパクッと頬張ろう。野菜を少し残してうどんを鍋に入れ、しっかり煮込んで召し上がれ。
誰にも邪魔されない二人だけの空間へ
客室を奥に進むと、アッパーな雰囲気の完全個室も登場。さすが芸能人御用達の「隠れ家」牛鍋店!
築80年以上の歴史を感じる建物と、モダンなインテリアが見事に調和した店づくりが人気の秘訣。
今夜は本気で口説きたい、そんな夜にオススメのムードたっぷりの店だ。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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