銀座で輝く、気鋭の話題店。 Vol.2

スペインクラブギンザ

SPAIN CLUB GINZA

新たな"物産館"の誕生で、再びスペインの情報発信地に

1/Floor Bar&Shop スペインの古い教会で使われていたという大きな木の扉が目印。奥には2フロア140坪の広い空間が

今から5~6年前、空前のスペインバルブームがあったのをご記憶だろうか。立ち飲みのカウンターでカヴァやタパスを供し、ハモンセラーノだ、イベリコ豚の骨付き炭火焼きだと各店が名物を競った。発火点は、そう、銀座。スペインの食を知りたいなら銀座に行けと、美食家たちが小さな店の席を目指した。あの熱狂から時を経て、再び、ここ銀座がスペイン食愛好家の注目を集めることになる。今年9月、銀座7丁目にスペイングルメの一大物産館『スペインクラブ銀座』がオープンした。

1階はショップとバルから成る『ボデガスペインクラブ銀座』。モンタラス社の生ハムをはじめとする肉の加工品や魚介の缶詰、山羊のチーズやオリーブオイルなどスペインが誇る極上の食材が揃う。ワインは各州政府と老舗のボデガから直輸入していて、ディスプレーも州ごと、ボデガごとに。グラス代を払って購入したワインを開けることもでき、夕方4時にはバルもオープン。カヴァやワインを1杯から、タパスと一緒に楽しめる。

2階のレストランでは、イベリコ豚の料理にとりわけ力を入れている。肩ロースのア・ラ・プランチャや希少部位・セクレトのグリル、さらにガスパチョで食すスペイン版しゃぶしゃぶまで。もちろんパエリアなど郷土料理の定番もちゃんとある。気取らぬ雰囲気だが、高級鉄板料理店を思わせるシェフズテーブルや個室もあり、接待利用もウェルカム。アラカルトとコース、いずれを選んでも満足度は高い。

経営母体は30年前からスペインのワインや食品の直輸入を手掛けてきたスペインクラブグループ。『月島スペインクラブ』などの飲食店も手掛け、輸入したワインや食材を紹介する場として機能させてきた。この複合店舗はいわばひとつの集大成。願わくばワインに合うデリの販売を、と欲張りたくなるが、今までに無かった形で、スペインの食をより深く知るきっかけを与えてくれることは間違いない。

左.スペインで一般的な山羊乳や羊乳のチーズ、からすみなどが並ぶ。日替わりで試食も用意される

右.ワインは¥1,470の手頃なワインから銘醸品まで340種が揃う。知識豊富なスタッフも常駐

カヴァ(グラス)¥900~。魚介類のマリネ、スペイン風オムレツ各¥500ほか、タパスは15種前後

2/Floor Restaurante 設えはクラシック。床のタイルからクロスの生地に至るまで、スペインで買い付けたものを使用する

左.イベリコ豚肩ロースの鉄板焼き(150g)¥1,500。純血種(75%以上)使用。酸味のあるソースで

右.山羊のチーズ(ルロ) スペイン産ジャムを添えて¥1,026。ソテーしたチーズの塩気とジャムやフルーツの甘みが相乗する


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