港区の成功者はコの字カウンターを普段使い!麻布十番で人気のカジュアルフレンチとは?

港区の成功者たちは、カジュアルダウンでさえも気を抜くことは許されない。

「今日はゆったり飯でも」と言って、店選びが手ぬるくなってはその名がすたる。

彼らのそれは決して赤ちょうちんではないのだ!

常に成功を噛み締めたい彼らにとって、カジュアルな場所でさえ、成功の余韻に包まれていたいという!

そこでハマるのが麻布十番という街と、カジュアルフレンチ『カラペティバトゥバ!』だ。

横並びだからこそ、気取らず語り合える。それが、カウンターの良いところ


確かなフレンチの本道、されどカジュアルが愛せる
『QUAND L'APPETIT VA TOUT VA!』

『カラペティバトゥバ!』は、昨年冬から半年間、類焼により休業していたが、7月に同じ十番の大通り沿いで復活を遂げた。

場所は麻布十番のユニマットビル。『ELE TOKYO』など、港区でお馴染みの遊び場にも近く、彼女もその場所にピンと来るに違いない。

オーナーの長さんがこだわったというカウンター。中心には、花が生けられており、華やかな雰囲気を出す

賑やかな店内は、それこそ、コの字型カウンターのなせる技。

オーナーソムリエ長 雄一氏の選んだ豊富なグラスワインのリストから、各々が好みの銘柄をオーダーすれば、親密感も演出でき、女性の警戒心も下がる。

対岸にほかのゲストがいるから、節度も保てるし、店の活気が下心をカモフラージュしてくれる。

馬堀シェフ自慢のスペシャリテ「ズワイガニとアボカドのムース コンソメジュレとウニ」¥2,400

さて、場所は変われど、長さんが掲げるコンセプトは、2009年の開店以来、不変だ。

「上質なフレンチを、カジュアルに」。その思いを具現化するのは、3代目シェフの馬堀直也氏。

フランス料理らしいしっかりとしたソースを使いつつも、構えず食べられる素直な料理は、カジュアルな夜に相応しい。

赤みの濃い風味とすっきりとした脂のコントラストがある、富士幻豚のもも肉を低温でローストした「富士幻豚のロースト 白インゲン豆とシャントレル」¥4,860

コースもあるが、ここではぜひ、アラカルトを。料理は2人前のポーションなので、ふたりでシェアすれば、仲は確固たるものになるだろう。

カジュアルだろうと、結果を求める。それが港区の経営者の本懐といったところか。

ワインには絶大な信頼を置ける同店。グラスも豊富に用意されている

真ん中の馬堀直也シェフは、フランス、イギリス、東京の名店でシェフを務めた経歴を持つ。スタッフ同士の息の合った連携も流石

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