麗しの35歳 Vol.7

「男として、見てほしい」年下男が憧れる、35歳女との最後の夜をぶち壊した罠

女性の結婚率は、35歳を境に急激に下降する。

東京で、まことしやかにささやかれる言葉だ。

他にも、身体の変化、実家の問題、将来への不安と、目を背けたいことが増えてくる年齢でもある。

だがしかし。そんな悲観を抱くことは一切なく、麗しき独身人生を謳歌する女がいた。

恭子、35歳。

彼女が歩けば、男たちは羨望の眼差しで振り返り、女たちは嫉妬する。

恭子は一体、何を考えているのか?


外資系ラグジュアリーブランドで働く恭子の部下・周平は、恭子にそっと想いを寄せ、それに気づいてしまった元彼女・瑠璃子は気が気でない。

ある夜、周平は重要な話があると言って恭子を呼び出した


僕は『Wine Bar 16℃』のカウンターで恭子さんを待ち続けていた。

時計の針は23時をまわろうとしている。こんな夜更けにも関わらず、僕が彼女を呼び出したのは、重要な話があるからだ。

僕の重大な決心、それは何を隠そう、他社への転職だ—。

そう、あれはひと月前の出......


この記事へのコメント

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saki
ついに、恭子さんが〜!!!!(^^)次の展開が楽しみ!
2017/09/18 07:4721
Vincent
恭子さんとうまくいって欲しいですね。瑠璃子は邪魔してくると思うけど、所詮、瑠璃子は恭子さんに敵わないし、周平は瑠璃子の邪魔でさらに燃えると思うし(笑)
2017/09/18 08:0821
No Name
自分の転職報告するために、深夜23時に突然上司を呼び出す部下、非常識にもほどがあると思うのは私だけでしょうか。こういうのが許される業界もあるってことですか。
2017/09/18 09:4020返信2件
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