女ともだち Vol.5

女ともだち:内助の功こそ、賢い選択?「妻会」で勃発する、専業主婦VS兼業主婦

女はいつしか、3つのカテゴリーに分類されてゆく。

「独身」か「妻」か、はたまた「ママ」か。

結婚・出産でライフスタイルが急変する女の人生。恋愛から結婚、そして子育て。それぞれのカテゴリーで、興味の対象も話題もがらりと変わってしまう。

大学時代からの仲良し3人組、沙耶とあゆみ、そして理香。しかし、理香がいち早く結婚しママとなったことで関係に異変が

30歳の誕生日目前、ついに結婚が決まったあゆみ。

やっと“そっち(理香)側”に行けたと喜ぶが、理香から「子どもは早い方がいいわよ」などと要らぬお節介を焼かれ辟易する

あんなに望んで手に入れた「妻」の座。しかし女の人生は、そう甘くない。


働く妻の葛藤


「うそ、もうこんな時間...?!」

土曜日。

目を覚ましたあゆみは、寝ぼけ眼で枕元に置いたスマホを確認し、画面を二度見した。

10時23分。

今日は12時から表参道の『ビストロ ブノワ』で、大学時代の友人たちとランチの約束がある。急いで支度しなければ、遅刻だ。

友人と言っても卒業後はほとんど連絡を取っていないメンバーだが、あゆみの結婚報告をSNSで見たのだろう、「妻会しましょう♡」と誘われたのだ。

未だいびきをかいて爆睡している夫・悠太を残し、あゆみはそっとベッドを抜け出す。

水でも飲もうとリビングに立ち寄ると、ソファに置いたままの鞄や靴下、テーブルに出しっぱなしの雑誌や郵便物、キッチンに放置された空き缶が、嫌でも目に入る。

−また、片付けてない...

夫・悠太は何度注意しても片付けができない。散らかり放題の部屋に、朝からうんざりとした気持ちになった。

平日は仕事をこなすだけで精一杯だ。家事まで手が回らないものだから、週末の朝は溜まった掃除と洗濯をこなし、惨状を回復する労働からスタートしなければならない。

...しかもその仕事は、1円にだってならないのだ。

【女ともだち】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo