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赤坂の夜は更けて Vol.17

心から愛した女の、3年後。目を背けたくなる光景に、男のとった行動は・・・

夜更けの赤坂で、女はいつも考える。

大切なものは、いつも簡単に手からすり抜けてしまう。

私はいつも同じところで立ち止まり、苦しみ、前を向こうとして、またつまずく。

29歳、テレビ局の広報室で働く森山ハナは、ひと回り年上のプロデューサー・井上と出会う。

葵の画策により、井上のマンションの前で一緒に歩いていた女・静香と、バーで鉢合わせてしまった。


「彼のこと、何も知らないのね」

目の前に座る静香という女はあっさりとそう言って、その言葉にハナは激しく絶望した。

井上に一体、何があったのだろうか?

詳しく聞きたいが、悔しくて何も言い返せない。黙り込んだハナの気持ちを察してか、静香は何も言わない。その感じが、とても......


この記事へのコメント

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でもハナみたいな子って何か嫌い。面倒。
2020/02/23 11:5311Comment Icon1
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結局どうなったのか、もうちょっとはっきりして~。ずっと面白かったのに、ラストの生殺し感ハンパないです。
2018/03/20 09:018Comment Icon1
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25時の表参道とこうやってリンクするのかぁーーー
フミヤ、結婚して離婚して静香さんと、すごい
2020/05/10 23:416Comment Icon1
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赤坂の夜は更けて

夜更けの赤坂で、男はいつも考える。

大切なものができると、なぜこんなに怖くなるのだろう。

僕はいつも同じところで立ち止り、苦しみ、前を向こうとして、またつまずく。

赤坂で、男はある女と出会う。彼女の名前はハナ。ひと回りも年下の女だった。

夜が更けていくたびにどんどん深くなる男の心の闇に、ハナは一寸の光となるのか…?

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