旨い肉に欠かせないのはなんといってもワイン。日本ではフランスやイタリアなどが第一に挙げられるケースが多い。しかし、肉食大国、アルゼンチンに“The BEEF Wine”と呼ばれる肉と最高の相性のワインがあるのをご存知だろうか!
それはアンデス山脈の山麓で作られる、情熱のワイン「テラザス」だ。
そんな「テラザス」の醸造家であるゴンザーロカラースコ氏が来日し、彼を囲んでのディナーが開催された。会の当日は、東京きっての食通たちが集合! その様子を、東京カレンダーWEBで話題になった「今夜会える!奥渋谷の美人ワインバーオーナーと楽しむ大人の夜」の『Bar Saito』の美女オーナーがワインのスペシャリストとしてレポート! 彼女が体験した「テラザス」とは?
今宵の参加メンバーは、東京を代表する肉の猛者たち!
6月某日。丸の内にある『ウルフギャング・ステーキハウス 丸の内店』に、食通の面々が集まった。この日、テラザスの醸造家であるゴンザ−ロカラースコ氏が初来日。6本のワインと熟成肉とのマリアージュを体感してもらうべく、会が開かれた。
このために、日本を代表するシェフやグルメライターが集結! 骨太な肉フレンチの人気店であり、「情熱大陸」にも出演した『マルディ グラ』の和知 徹シェフ。そして、熟成肉の第一人者としても名高い『カルネヤサノマンズ』の高山いさ己シェフをはじめ、各界のグルメ著名人がテーブルを囲んだ。
アンデス山脈の麓で、標高10メートル単位で調整される肉用ワイン!
「テラザス」の醸造所があるメンドーサはアルゼンチンを代表するワインの生産地。アルゼンチンの西側に位置し、すぐ隣に雄大なアンデス山脈がそびえる高地でブドウが栽培されている。
ここで「テラザス デ ロス アンデス」が設立されたのは1999年のこと。すでに100年以上続いているメンドーサでのワインづくりをさらに発展させるべく、醸造技術を集結させ誕生した。
その「テラザス」がユニークなのが、標高によって生産するブドウの品種を変えさまざまなワインを作っていること。標高が10m変われば土壌も気温も代わる。どの品種がどれくらいの標高の土地に最適かを、メートル単位で研究し尽して生まれたのが「テラザス」だ。合う肉の部位は、標高ごとの個性やブレンドによって変わってくる。
今夜のために用意されたワインは!?
そうそうたるメンバーのなか、ワインラバー代表の齋藤さんは、アルゼンチンワインに対してこんなイメージをもっていた。
「ニューワールドのなかでも、まったりとした赤が多いのかなと思っていました。アルゼンチンといえば、やはりマルベックですよね。黒紫色をしているイメージがあります」
そう、ワイン通でもアルゼンチンワイン=マルベックという印象になる。しかしこの日はマルベック2種のほかに、トロンテス1種、カベルネ ソーヴィニヨン2種、さらにスペシャルな1本も登場。齋藤さんがまず驚いたのが、一杯めに飲んだトロンテスだった。これはマルベックに劣らずアルゼンチン国民が愛してやまないアルゼンチン土着の白ブドウだ。
「びっくりしました! まろやかだけれど爽やかで、あと味はさっぱり。実は普段あまり白を飲まないのですが、とても美味しいですね。お魚とも合います」
トロンテスはオマール海老やマグロとアボカドのタルタルと合わせられ、力強い果実味はボリューミーな味わいの魚介と好相性。
そして次のボトルから、いよいよ肉×アルゼンチンワインの饗宴が始まった。