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港区おじさんコレクション Vol.3

ボロボロになった私を、仕事で救ってくれた港区おじさん

外資系投資銀行でバックオフィスを担う、有希、30歳。

彼女は「業界内での出世」を狙うべく、様々な港区おじさんと関係を深めていく。

業界内にとどまらず、事業会社の地位ある人物にまで触手を伸ばしていき、港区の酸いも甘いも知り尽くした彼女に与えられた呼び名は、“港区おじさんコレクター”。

業界のスーパースターである勇人のお気に入りポジションを手に入れ、あと一歩を踏み出さずにとの甘い時間を楽しむ有希。

30歳という女性の分岐点で、有希が出した結論とは?それを後押しした、影武者港区おじさんが登場する。

美人のタイムリミット?人形の悲しい性。


AM 10:00

有希のメールボックスにセールス部門のエリカからメッセージが届く。

―Do you have time to discuss?(打ち合わせする時間ある?) Erika

メールの内容がチェックされる金融機関では、本人同士しか分からないメッセージが飛び交......


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港区おじさんコレクション

外資系投資銀行でバックオフィスを担う、有希、30歳。

彼女は「業界内での出世」を狙うべく、様々な港区おじさんと関係を深めていく。

業界内にとどまらず、事業会社の地位ある人物にまで触手を伸ばしていき、港区の酸いも甘いも知り尽くした彼女に与えられた呼び名は、“港区おじさんコレクター”。

最初は出世のための社交だったものの、徐々に港区おじさんの世界にハマり、港区おじさんのポートフォリオを組むようになってしまった有希が、港区の裏側を暴いていく。

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