マウンティングの虚像 Vol.2

マウンティングの虚像: 赤裸々に教えます。女たちの、SNSマウンティング”匠の技”

―マウンティングとは霊長類に見られる、社会的序列の確認と自己顕示のための行為。

東京の女たちは今日も霊長類のごとく、笑顔の裏でマウンティングを繰り広げている。

だが、一部の女は気づき始めた。 マウンティングは、虚像でしかないことを。

果たして、その世界から抜け出した先には、どんな世界が広がっているのか。

マウンティング世界の向こう側を、覗いてみたくはないだろうか。

大手出版社に勤める麻耶(26歳)と港区女子・カリナ(27歳)は、笑顔でマウンティングする仲。前回はmiumiuのバッグをネタに、押され気味だった麻耶。さて、今回は?


26歳。SNSチェックで始まる、不毛な朝


「またか…」

午前6時。枕元に置いてるスマホのアラームをオフにし、何も考えずにInstagramのアイコンをタップした麻耶は、寝ぼけながらもカリナがつけてきたコメントに言い表せない憤りと疲れを感じていた。

麻耶が昨日投稿したのは、『鮨 さいとう』でのランチの様子だ。
......


この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【マウンティングの虚像】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo