2017.03.11
二人の男で Vol.5愛するか、愛されるか。
東京の賢き女は愛されることを選び、愚かな女は愛を貫くというのは、本当だろうか。
堅実な優しい男と、危険な色香漂う男。
麗しき20代の女にとって、対極にある“二人の男”の間で揺れ動くのは、もはや宿命と言える。
そんな彼女の苦しみが、貴方には分かるだろうか。
主人公の詩織・29歳は、自分を溺愛する年下の男・正男と半同棲中の平和な生活を送っている。しかし、年上の男・英一郎に強引に口説かれて気持ちが傾きはじめ、正男との関係にも疑問が生じ始めてしまった。
セルジオ・ロッシのヌード色のハイヒールで足早に歩きながら、詩織は罪悪感と高揚感の間で揺れていた。
今朝は台北から成田に飛び、夕方前に自宅に戻った。
重力の中で酷使した身体はずっしりと重く、普段ならそのままシャワーを浴び、疲労に身を委ねて一眠りすることが多い。
もう少......
読むことができます
【二人の男で】の記事一覧
2017.04.15
Vol.11
二人の男で 最終回:生々しい男女の秘密が暴かれた。修羅場の末に、罰を受けるのはだれ?
2017.04.14
Vol.10
いよいよ明日で最終話!「二人の男で」全話総集編
2017.04.08
Vol.9
LINEに隠された、想像を絶する彼女の一面。秘密を共有した男女のゆくえ
2017.04.01
Vol.8
知ってしまった、愛する婚約者の裏の顔。一途な独身男がまんまとハマった、狡猾な罠
2017.03.25
Vol.7
彼の婚約者がCAなんて許せない。屈辱と嫉妬に満ちた、見向きもされない女の闇
2017.03.18
Vol.6
結婚は女の「逃げ道」に過ぎない。感情より条件で男を選ぶ、賢い女になれたら
2017.02.25
Vol.3
二人の男で:「嫌だったら、言ってね」大人の男の巧妙な罠
2017.02.18
Vol.2
二人の男で:女に嘘をつかせたのは、危険な男。女が逃げ出したくなったのは、誠実な男
2017.02.11
Vol.1
二人の男で:女の本能を狂わせた出会い。結婚に最適な彼がいようとも、抗えないほどに
おすすめ記事
2017.03.04
二人の男で Vol.4
「お母さんみたい」恋人が心を開いて言った言葉に、女は絶望しか感じない
- PR
2025.03.21
外食続きで疲れ気味…?グルメな東カレ編集者が絶賛する“美味しいエネルギーチャージ法”
2017.12.28
私、港区女子になれない
2017年ヒット小説総集編:「私、港区女子になれない」(全話)
2019.10.26
東京男子図鑑
「今に見てろよ」。エリート商社マンの肩書きを捨てた男に向けられた、女たちの露骨な冷笑
2019.04.16
夫の異変は突然に
「俺、裸の王様だったのか…?」妻を完全に見下していたエリート男。夫の鼻をへし折った痛烈な一言とは
2020.03.16
美女の憂鬱
美女の憂鬱:「どうせ、私の顔にしか興味ないんでしょ?」絶世の美女が抱える、ひそかな悩み
2021.06.04
vs.美女 ~広告代理店OLの挑戦~
vs.美女 ~広告代理店OLの挑戦~:「自分が可愛くないって知ってる」そんな女が屈辱を受けた、史上最低の出来事
2022.05.06
パーフェクト・ウーマン~都心5区の女たち~
「麻布十番の家賃も習い事も両親のおかげ!」港区女子の価値観が、弟の婚約者の登場で一変し…
2020.06.25
君が僕で、僕が君で
「それ…男引くよ?」絶世の美女なのに、食事会でドン引きされるワケ
2017.04.20
東京マザー
東京マザー:時短勤務は戦力外?!育休あけの女性がぶつかる、よけいな気遣いと圧力
この記事へのコメント