受付開始!『ハインツベック』がレストランの心臓部である”厨房”で大盤振る舞いな料理教室を開催

『HEINZ BECK』が東京・丸の内に誕生して、早いもので昨年11月に2周年を迎えた。ハインツ・ベックシェフご自身の名前を冠したレストランは、世界でもここだけというのだから、思い入れの強さも折り紙つきである。

そんな『HEINZ BECK』が、このたび新たな取り組み「MASTER CLASS(以下、マスタークラス)」の開催を発表した。「マスタークラス」は、実際の”厨房”を全面公開し、エグゼクティブシェフ自らが手ほどきする料理教室で、第1回が1/21(土)開催される。さらに料理教室終了後は、絶品ランチコースも楽しめるという贅沢な構成!気になる中味をさっそくご紹介しよう。

写真は、『HEINZ BECK』エグゼクティブシェフのジュゼッペ・モラーロ氏。


関係者以外立ち入り不可の”厨房”に足を踏み入れる”スペシャル感”を味わうべし!!

開催が決定した「マスタークラス」は、レストランにとってはまさに聖域と言える実際の”厨房”をゲストに公開するという、かなり斬新なスタイルで実施される。さらに、クラスの講師を務めるのが、エグゼクティブシェフのジュゼッペ氏ご本人。丁寧かつ軽妙なトークと共に、調理行程を惜しみなく披露してくれ、さらには実際に調理体験することもできるのだ。

説明いただく言葉は、シェフの母国語であるイタリア語だが、ジュゼッペ シェフと修行時代から共に働く日本人スタッフが、丁寧かつユーモアたっぷりに通訳してくれるから、心配ご無用!

その掛け合いには、フレンドリーな厨房の雰囲気が見事に現れ、ひと時ではあるが、厨房スタッフの疑似体験気分さえも味わえる。まさに『HEINZ BECK』の懐にいきなり飛び込んでしまうような感覚なのだ!

さっそく「マスタークラス」の様子をのぞいてみよう

先日開催されたプレス向けのトライアルクラスの様子もとに、「マスタークラス」の内容をご紹介しよう。

真ん中にくぼみを作り、卵黄を投入!

■「ファゴッテッリ」のパスタ生地を作る

まずは1品目となる「ファゴッテッリ」のパスタ生地づくりから。粉の配合や卵との合わせ方など基本のキからデモンストレーションしてくれる。「マスタークラス」に参加しなければ一生知り得なかったであろう内容がてんこ盛り♪

ここでしっかりこねることが、食感にかかわる!

見よ!パスタが得意なジュゼッペ シェフの華麗なコネコネを。実はシェフも久しぶりの作業だったようで、思わず苦笑い...。生地づくりは、想像以上に骨の折れる作業のようだ。

■「ファゴッテッリ」の中身に入れるカルボナーラソースを作る

すばやく、かつ慎重に火加減を調整しながら、カルボナーラソースを作成。
湯煎をしながらなめらかなソースになるまで、とにかく素早く混ぜる!

とにかくこの「ファゴッテッリ」は火加減が命!ゆるすぎても整形するのが難しくなり、固くなりすぎると、とろ~っと口にあふれ出るソースの味わいがなくなる。目安は、泡立て器から落ちるソースが、ひとつのスジになる感じ。

■ソースをしぼり器に入れて冷やす

「ファゴッテッリ」の中身になるソースは、一度、しぼり器に入れて冷蔵庫へ。
冷まして少し休ませることで、感触が変わったら、準備OK!

寝かせておいたパスタ生地を取り出し、パスタマシンへ投入。
透けるくらいに薄く生地を伸ばしたら作業台へ置き、接着剤替わりの卵黄を薄く塗る。

■ソースを絞り入れ整形する

先に準備したしぼり器を取り出し、直径1.5㎝程度のボール状にして絞り出す。パスタ生地の上に、均等に搾り出したら、すばやく生地を半分に折り、きちんと接着させる。

生地カッターを使って、1個ずつ切り分け、両端を丁寧に挟み込むと、なんともかわいい形にクルンと出来上がり♪

出来立ての「ファゴッテッリ」のパスタを、フライパンに投入。ハインツベックオリジナルのオリーブオイル、ズッキーニを細かくダイス状にしたもの等と合わせる。

ここも火加減がとても大切!あまり長時間フライパンで炒めすぎると、せっかくのカルボナーラソースが固まってしまうので、手早く仕上げるのがコツ。

■盛り付け

仕上がった「ファゴッテッリ」を真剣に盛り付ける姿。
最後の最後まで、気を抜かず、美しく盛り付けたら完成!「ファゴッテッリ」はゲストの口に入るまで、いかに短くするかが最重要!

食した瞬間に、あたたかくトロリとあふれ出るソースこそが、最高のごちそうに。

仕上がりのプレートがこちら。

大きな白いプレートに、ちょこんと飾られる姿が何とも愛らしい一品だ。

ついつい真剣モードになるが、なかなか見た目より実際は難しい...


いよいよ、パスタづくりに挑戦!

シェフの流れるようなデモンストレーションに見とれている場合ではありません。
今、目の前で繰り広げられたパスタづくりに、さっそく挑戦!

ここで着用しているHEINZ BECKロゴ入り濃紺のエプロンは、お土産としていただけます!いい思い出になりそうです。

パスタ生地が作業台に置かれたら、卵黄を刷毛で塗るところからスタート。しぼり器で、ソースを慎重に絞り出し、そして大胆にパスタカッターで切り込みを入れていく。なかなか難しいが、一旦作業を始めるとつい夢中に...。

多少、出来映えが格好悪くても大丈夫!シェフがあたたかく見守ってくれ、適時、助けの手を差し伸べてくれる。
参加者が創った、少々不格好なパスタたちは、スタッフの方々のまかないに。(スタッフのみなさん、失礼しました。)

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