慶應内格差 Vol.5

慶應内格差:慶應法政へ推薦入学の外資コンサル女に恋の予感。それを打ち砕く内部女子

慶應義塾大学内には、他大学からは決して窺い知れない“格差”がある。それは、大学入学に至るまで、どのような経路を辿ってきたかという格差だ。

比率的には、大学受験を経て入学した「外部生」が圧倒的に多いが、貴族的な小学校といわれる「幼稚舎」から、中学は男子校の「普通部」と共学の「中等部」、「SFC」がある。

高校は男子校である「慶應義塾高」、埼玉にある「志木高」、女子校である「慶應義塾女子」、共学である「SFC」、そして「NY高」と高校の内部生は5つに出自が分かれる。

これまで登場したのは、どんなに背伸びしても内部女子とは不釣り合いな外部男の話、幼稚舎男に敗れ去った女子アナ栞の話、普通部とNY高、幼稚舎女子の三角関係についてお届けした。

今週は?


慶應法政に推薦入学、外資コンサル勤務バイリンガル美女・エミリ


ブランド企業入社の椅子取りゲームには、美女枠の鉄則が存在する。

財閥系の商社や六本木ヒルズ最上階にある投資銀行、企業再建を担う外資コンサル。限りある椅子を勝ち取るのは、頭脳派の東大・京大生がほとんど。そして、要領の良さでは負けない一握りの慶應ボーイ。

だが、これらとは別に、慶應ガールのトップ層専用席が僅かに用意されている。

彼女たちは、顔、スタイル、頭脳、そして勝気な性格、すべてをバランスよく兼ね備え持つ。

目を見張る美女で高学歴、かつ意見をしっかり言うともなれば、会社での成功は約束されたようなもの。面接官もおのずと合格点をつける。

そうして、超一流企業には、自然と美女枠というのが存在するのだ。

木村エミリ。すらっとした手足に茶色がかったロングヘア。高い鼻に切れ長のスッキリとした目が印象的だ。

中学までは父親の仕事の関係で、シアトルで過ごし、帰国後は国立の付属校に。大学は東大も狙える成績だったが、東大に入るとモテなそうなので、慶應法学部政治学科に推薦で入学した。

帰国そして推薦という枠で入って来る外部女子は、ルックス・頭脳共に慶應女子高出身者に引けをとらない。

グローバルな視点を持って働きたい、そんな想いで卒業後は、美女枠の鉄則に漏れず、外資系コンサルティングファームへ。バイリンガル美女のエミリは、会社でも先輩から可愛がられた。

今日はそんな先輩の1人、マサトが企画したパーティーに呼ばれた。場所は『1967』。外コンは業界が狭く、飲み会もいつも同じメンツなのだが、今日は他の女の子も呼んでいるらしい。

自分より年収が低いと気を使うし、英語が喋れない日系サラリーマンは鼻から相手にしていない。

やっぱり付き合うなら、仕事の理解者にもなってくれる同じ業界がいい。エミリは同じ帰国・慶應卒で共通点の多いマサトと、一歩踏み込んだ関係になろうと気合を入れてやってきた。

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