代々木上原の女 Vol.13

代々木上原の女 最終話:33歳元損保OL。一筋縄ではいかない女の、婚約破棄後の人生

埼玉県出身のユリ、大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。

30歳の誕生日に同期の太一からプロポーズを受け、代々木上原から荻窪に引っ越した。しかし、結婚式の準備で喧嘩し、それまでの違和感がぬぐい切れず婚約破棄に。

その後のユリの人生とは…?


ユリ、33歳。一筋縄ではいかない人生とは?


26歳から代々木上原に住み始めて、紆余曲折を経て今年で7年。ユリは33歳になっていた。来春結婚する予定だ。

33歳になって、驚くことに自分の年齢が時々分からなくなる。20代の頃は絶対なかったのに、人に年齢を聞かれたときに「あれ?私何歳だっけ?」と一瞬止まって考えてしまう。

「30歳になるまでに結婚しないともう手遅れだ」

そんな強迫観念に駆られていた28、29歳の頃の焦りは一体何だったんだろう?30代になって、その強迫観念じみた気持ちは徐々になくなっていった。

代々木上原で再スタートを切って3年経つ。婚約破棄以降、ユリの一筋縄ではいかない人生はしばらく続いた。

30歳で再び独り身に戻ったユリは、ありとあらゆる食事会に行って色んな男性とデートを重ねていた。

あのときのことは、今でも鮮明に思い出すことができる。

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