都会の喧噪を離れて。 Vol.87

日本最大級のライトアップ!幻想的すぎる「紅葉まつり」で恋人との距離を縮めるべし!

佐賀・武雄温泉の御船山の麓に広がる「御船山楽園」。秋になると美しい紅葉を見せてくれるこの場所で、11/1(火)〜12/4(日)まで開催される幻想的な「紅葉まつり」をご紹介します。

15万坪にもおよぶ庭園には、真っ赤に色づくモミジが数多く植えられ、池の水面までもを彩り豊かに染め上げるほど。また、17時30分からは日本最大級の紅葉のライトアップ、「たまゆらの夕べ」も行われます。真っ赤な秋の色に包まれた庭園へ、足を運んでみませんか?

「御船山楽園」ってどんなところ?

素材提供:御船山楽園

標高210メートルの御船山は、佐賀県武雄市のシンボル。江戸時代の末期に、第28代武雄領主の鍋島茂義がその御船山の断崖を借景に築いた庭園が「御船山楽園」です。

狩野派の絵師を京都から招いて完成図を描かせ、約3年の歳月をかけて造られた池泉式回遊庭園は、なんと15万坪もあり、東京ドーム約10個分の広さを誇ります。現在は国の記念物に指定され、季節ごとに様々なイベントが開催される場所としても人気です。

秋の一大イベント!「紅葉まつり」

素材提供:御船山楽園

紅葉まつりは、11/1(火)~12/4(日)に開催される、御船山楽園の一大イベント。モミジと御船山が湖面に映り込む「ひょうたん池」や、約500本のモミジが一斉に深赤色に染まる「振り向き坂」など、起伏に富む園内はどこをとっても素晴らしい風景ばかり。

庭園の奥では、樹齢170年の大モミジの葉が一帯を美しい紅葉のグラデーションで包み込みます。

素材提供:御船山楽園

また、イベント期間中には歴史ある「萩野尾御茶屋」も一般公開。造園とともに建てられた茅葺き屋根の小亭では、期間中は粉茶や串団子・ぜんざいなどをいただきながら休憩することができます。縁側から見る池のほとりの紅葉は格別。ここなら”花より団子”ではなく、紅葉も団子も両方を一緒に楽しめますね。

夜だけの特別な紅葉狩り「たまゆらの夕べ」も同時開催

素材提供:御船山楽園

紅葉まつりの一部期間には、日が暮れる夕方から紅葉ライトアップイベント「たまゆらの夕べ」が行われます。ライトアップのエリアは、庭園奥の大モミジまでの約13万2000平方メートルで日本最大級の広さです。

素材提供:御船山楽園

庭園をひとまわりした後は、萩野尾御茶屋の座敷や縁側の火鉢で暖を取りながら、温かいぜんざいなどを頂けます。夕方から夜までの限られた時間にしか見られない、幻想的な風景をぜひご覧ください。

明るく照らし出されたモミジが漆黒の池に写る姿は、昼とは全く異なる幽玄の世界です。御船山の岩肌はライトアップされることで陰影が際立ち、荘厳な美しさ。

開催期間:11/1(火)~12/4(日)
開催時間:8:30~22:00(ライトアップは17:30から)
料金:入園料(大人)600円(小学生)300円 ※幼児は無料
紅葉まつり・たまゆらの夕べ共通券(大人)900円(小学生)400円
詳細情報:http://www.mifuneyamarakuen.jp

御船山楽園のなかに佇む、御宿 竹林亭

出典:Relux|御宿 竹林亭

御船山楽園の中にある御宿 竹林亭は、庭や建物、四季、自然の環境が一体となった癒しの空間。わずか11室の客室が庭園の中に静かに佇んでいます。露天風呂で紅葉を眺めながら湯につかる贅沢は、広大な庭園の中でしか味わうことができません。

出典:Relux|御宿 竹林亭

武雄温泉の湯は、美人の湯ともいわれ、なめらかなのが特徴。自然のささやきに耳を傾けながら湯に浸かり、心ゆくまで羽をのばしお寛ぎください。

所在地:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
詳細情報:https://rlx.jp/26850
参考価格:39,610円〜/1名様あたり(税・サービス料込み、1泊2名利用時)

昼と夜、ふたつの美しさを堪能

冬に向かい落葉する前の短いひとときの美しさ。錦繍の紅葉は人の心を惹きつけて止みません。美しい御船山楽園の昼の「紅葉まつり」と夜の「たまゆらの夕べ」、どちらの風景も見逃せませんね。今年一番の紅葉の景色が堪能できるのではないでしょうか。

記事提供元:https://rlx.jp/magazine/kyushu/19632.html

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