ヴィンテージバッグ Sandast Vol.3

ヴィンテージバッグ Sandast:美人CAとの初デート。男の「褒められバッグ」とは?

神は細部に宿る。いい男たるもの、ファッションの細部に気を遣う。

どんな鞄を持つかで、男の品格が問われる。没個性的なバッグを持つ男は、没個性的な男だと思われてしまう。

食事会で女性陣からの男性バッグの品評を受け、インターネット企業役員である32歳の大輔は、他人が持たざるブランドのバッグに興味を抱くようになった。

そんな中でFacebookで見つけた『Sandast』のような上質なヴィンテージバッグは、2016年の今、狙い目かもしれない。

アパレル商社を経営する聡の話でますますブランドのバッグに興味を持った大輔は、ついに『Sandast』のバッグを買い、亜希子をデートに誘うが…?


大輔はデートの約束をとりつけられるのか?


亜希子を誘ったはいいものの、思うように事は進まなかった。リアクションは悪くないように思えたが、日程がなかなか決まらない。亜希子は、フライトで東京にいる時間が限られているし、大輔も会食や接待で2週間先まで予定はぎっしりだった。

予定が決まらず先延ばしになると、ますます会いたくなる。今までのように、ただの可愛い女の子だったら他にもいるだろうと諦めるが、相手は亜希子だ。大輔は珍しく諦めずに、タイミングを窺いながら何とかデートの約束を取り付けた。

初めて会った日から1カ月ほど経った11月中旬の火曜日。寒さも少しずつ本格的になっていた。

レストランは散々悩んだが、六本木にあるフレンチレストラン『ル スプートニク』にした。

ここは昨年できた新店で、大輔はオープン直後に1度来たことがあった。味も見た目も素晴らしく、是非また来たいと思っていた。流行に敏感な亜希子はきっと喜ぶだろう。

店の場所が少し分かりづらいため、近くのミッドタウンで待ち合わせることにした。

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