青山ヒロム Vol.11

青山ヒロム:混乱した愛情故に友情に戻れない…?男女問題はいつも面倒だ。

青山ヒロム。38歳。年収4,000万。恵比寿で眼科を開業中。

これは、東京で咲き誇るゴージャスな女たちと、アンタッチャブルな男たちが繰り広げる、ファンタスティックで時にはHARD THINGSなLOVE AFFAIR。

ヒロムは23歳から37歳まで、4人の女性で安定したポートフォリオを組んでそれなりに楽しんでいたが、男友達・植木くんからヒロムの心の平穏を脅かすと指摘された、女友達で元カノ32歳ホテル会社勤務「慶子」。

慶子から距離を取り、他の女性に目を向けようとするが・・・


「ヒロムくん、夏終わっちゃうねぇ」

残りの駒、というか、最後の砦というか、高嶺の花というか。

つまり、僕にとって、は特別だった。ただ、気軽に誘うというよりは、誘うのに躊躇する斜め上の存在だ。

パレスホテル東京のテラス席は、クーラーもなく夏場はなかなか我慢を強いられれるが、熱気がとれてひんやりとした風の吹く秋の初めには、最高のプレミアムシートとなる。

皇居の緑を望みながら目の前のお堀を眺めている。『T.Y.ハーバー』の水辺は露出度高めのギャルが似合うが、やはり千代田区の水辺には、遥のような上品な女性が似合う。


「で、この夏は、どんなアバンチュールがあったの?」


頬杖をついて僕に笑いかける遥が、いつもゴシップネタをせがみ「今度はどんな女性と出会ったの?」と意地悪な笑顔で笑う慶子のデジャブかと思ってはっとした。

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