美女ドライブ Vol.3

フェラーリオーナーが横浜で思い出す、アンタッチャブルな元カノの存在

高級車と美女。

コインの表裏のように互いに無くしては語れない極上のコンビネーションは、いつの時代も我々の心を掴んで離さない。

男であれば、人生で一度は乗ってみたい高級車。妄想と呼ばれてもいい…高級車と美女の二兎を得た東京ライフってどんなもの!?

車中で東京の男たちが織りなす、魅惑の美女たちとの今宵の駆け引き。これまで、ランボルギーニオーナーの秀樹と小悪魔なまゆの金曜深夜、BMWオーナーの裕太と大学の後輩・菜月とのドライブデートをお送りした。

続くEpisode 3、既婚者の人には心当たりがある?忘れられない元カノとの横浜デートの話……


「ごめん、今日はもう帰りたい……」

横浜・山下公園のベンチに座る愛子が、両目にうっすらと涙を浮かべて必死に涙を堪えようとする姿が頭に浮かんだ。

あれから、もう4年が経とうとしているだろうか。


月島のタワマン在住、法律事務所経営、玄関に飾られた幸せに満ちた家族写真、最近購入したフェラーリ 488 GTB。世間は、幸せのピースを全て手に入れた男を想像するだろう。

一見、順風満帆そうに見えるが、浩二には決して拭い去れない過去の過ちがあった。それがなければ今はないことは確かだが、ずっと心のつかえは取れずにいる。

この日、中学・高校時代の友人が地元・横浜で結婚式を挙げることになり、浩二はその式に参加すべく、都内から元町方面へ向かっていた。

都心から30分程走ると、首都高神奈川1号横羽線の左側には横浜・みなとみらいのランドマークタワーや大観覧車が見え、その上にはすこんと抜けた広々とした空が浩二の視界に広がっていた。


あの時はフェラーリ・カリフォルニアに乗っていたかな…車好きな男は、歴代の保有車を「超可愛かった歴代の元カノ」の如く思いだすものだ。一途にいられるのはフェラーリだけかもしれないな、と自虐的なことを一人頭の中で考えた。

そして、4年前のあの出来事を浩二は思い出すのだった。

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