これぞ贅沢!温泉デートで外さないガチな温泉宿6選

半円形のフロント奥のロビー。大きな窓の向こうはみずならの高い木々、その奥に中禅寺湖が見える。宿泊客でなくても、利用可。ゆったりとしたソファ席で旅の疲れを癒そう

湖に抱かれた高原の避暑地で非日常の贅沢を心ゆくまで過ごす夏『中禅寺金谷ホテル』

栃木/奥日光

東京より10度涼しい、日光市内からいろは坂を経て1時間、奥日光・中禅寺湖畔のロッジ風の宿。明治〜昭和初期、ヨーロッパの大使館の別荘が湖畔に立ち並び、夏はハイソサエティな外国人の避暑地として利用されていたエリア。

宿から一番近い中禅寺湖畔ボートハウスには、今でもベルギー王国大使館別荘所有のボートが残されている。湖東岸のイタリア大使館、イギリス大使館の別荘も公開されているので、立ち寄ることをおすすめする。

ホテル自慢の温泉露天風呂『空(そら)ぶろ』。12キロ先の奥日光湯元に湧き出る湯を引いている。四季折々でそれぞれの自然の風情を味わえる。内湯、外湯共に源泉かけ流しの硫黄泉。午後1~4時は、立ち寄り湯の客にも開放している(大人1,300円)

宿は3階建ての低層スタイル。全室西向きに建てられ、バルコニーからは湖を木立越しに望むことができる。本格的な夕食前に、自慢の温泉はいかがだろう?温泉露天風呂「空ぶろ」で外気のひんやりした風とおいしい空気に触れながら、ゆっくりと浸かりたい。

目に入るみずならの木々の緑の濃さに心を奪われながら、硫黄泉で肌もスベスベ、自分だけの時間が取り戻せるよう。夜は12時まで、朝は5時から利用可能だ。

「本日のディナー」のメインは「とちぎ霧降高原牛フィレ肉のポワレソース ポワヴラード 山椒の香り」

期待のディナーは1階のダイニングルーム『みずなら』で。金谷ホテル自慢の歴史と伝統のフレンチフルコースは日替わりで、2種からチョイス。開放的で明るい店内は、余裕あるレイアウトで居心地が良い。部屋からとはまた異なる、1階からの眺めに心を洗われる。

夜のしっとりした大人の雰囲気の中、おすすめのハウスワインにグラスを傾け、伝統の中にも創意工夫が見られるオードブル、スープ、魚、肉料理を心ゆくまで。デザートに至るまでかなりのボリュームだが、味は言うことなし。

魚料理「黒曹以(くろそい)と栃木県産アスパラのロティ」が登場

そして、こちらで頂く朝食もまた、楽しみのひとつ。コンチネンタルのモーニング、常連客が迷わず注文するオムレツは要チェック。100年以上の伝統が息づく熱々、フワフワがたまらない!

ジュニアスイートルーム。全室バルコニーまたはウッドデッキを備えているので、色濃い緑の木々が一望できる。朝の鳥のさえずり、夜の木々の囁き、満天の星。奥日光の自然がそこにある

【DATA】
住所:栃木県日光市中宮祠2482
TEL:0288-51-0001
チェックイン:14:30/チェックアウト:11:00
部屋数:57室
1泊2食 1室2名利用時1名料金:22,800円~(消費税・サービス料込、入湯税別)
カード:使用可
HP:http://www.kanayahotel.co.jp/ckh

金谷ホテル伝統の、由緒正しい西洋料理が堪能できるダイニングルーム『みずなら』。細長い店内は、客室と同様、中禅寺湖を望むように、西側は全てガラス張り。ディナー、モーニング共に利用できる

標高1,271mの中禅寺湖前に佇む、米松をふんだんに使用した、ロッジ風の高原ホテル。1873年創業の日光金谷ホテルの流れを汲む品格とホスピタリティを兼ね備えているだけに、奥日光の雄大な自然の魅力と共に、最高の休日が約束されている

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