白金フレンチの名店! 7,800円ディナーコースが超絶コスパ!

白金高輪に2016年4月21日にオープンしたフランス料理店の新店『レストラン ラ クレリエール』がすごいと話題だ。

白金でフレンチというと、一万円札が何枚も飛びそうで躊躇しがちだが、なんとこちらはディナーコースが7800円からあるのだ!

実際どんな内容なのか、その最強コスパで極上の味という名店を体験してきた!

白金高輪駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街に位置。

白金の閑静な住宅街に佇む『レストラン ラ クレリエール』。店名の由来は、「森林に降り注ぐ陽の光」。大自然の恵みに対する感謝をお料理に込めて提供するのがお店のコンセプトだ。

白を基調に無垢材を取り入れ、お料理やお客様の持ち味が栄えるような空間で、様々なドラマが生まれる。

オーナーシェフの柴田秀之氏は、北海道留辺蘂出身。中学の頃は洋菓子職人に憧れ、次第にお料理も学べるフランス料理の道へと進む。

フランスの星付きレストランや、南青山の『ランベリー』、丸の内の『ホテルメトロポリタン丸の内』、恵比寿『レストランヒロミチ』などで研鑽を積み、『レストランモナリザ』の料理長を経て、こちらで独立を果たした。

修行先は、美しく精巧な盛り付けのハレの日に行きたいフレンチの名店ばかり。柴田シェフの原点は、洋菓子のような繊細な作品から発展している。

18席ある店内。ご予約はお早めに!

こちらでは、柴田シェフの地元の素材を取り入れたり、日本人の感性や四季を大切にし、シェフならではの喜びと感謝と色彩を込めた料理を表現している。

ランチは4800円(大地)・6500円(光)・10000円(木々)の3コース、ディナーは7800円(喜び)・12000円(感謝)の2コースから選べる。

この中から、四季ごとに内容が変わるディナーコース7800円(喜び)を一挙公開しよう!

アペリティフアミューズ。季節などによりメニューは異なる。写真は一例

流行りのグルメバーガー!?

まずは、可愛いミニバーガーの登場。まるで、今流行りの上陸系グルメバーガーかのようだ。
でも食べると、ブリオッシュ生地のバンズに、ブータンノワールと林檎が挟まっていて、フレンチテイストなのだ!ブータンノワールをスペシャリテとするフレンチで学んだ技術が活かされていた。

静岡県産アユ 4種のヴァリエーション 笹茶風味のグリーンソースとグラス シャンパン。季節などによりメニューは異なる。写真は一例

旬の鮎が大変身!

日本料理では、鮎の塩焼きに蓼酢を添えられていることが多い。だが、柴田シェフは、部位ごとに合った調理法で、フレンチらしさを出している。骨はフライ、上身はポワレ、下見はピラフ、内臓はソースとブータンノワール。

さらに、蓼酢ではなく北海道の笹茶を使い、鮎と相性の良い素材の可能性を道産子魂で引き出していた。

これに合わすワインは、アペリティフのシャンパンで通すか白ワインに変えのるか、お気に召すままに・・・。ボトルワインは、フランスを中心に赤・白70本程取り揃えているから、お料理とのマリアージュも期待できるであろう。

スイートトマト"華小町"のデュエット 北海道釧路直送エイホホ肉のパネ。季節などによりメニューは異なる。写真は一例

トマトが注目を浴びる時!

次は、素材そのままのトマトが氷で冷やされて供される。素材本来の味を楽しむベストな食べ方からスタートし、調理した後の変化を楽しむという粋なメニューなのだ。

そして、「スイートトマト"華小町"のデュエット 北海道釧路直送エイホホ肉のパネ」へ。パン粉をつけたエイホホ肉とローストしたトマトを「デュエット」させるよう一緒に食べる。

こうした2段階の食べ方から分かるのは、トマトのポテンシャル。ふっくらしたエイホホ肉の個性に負けないトマトの存在感に驚くのだ。

牛ホホ肉のブレゼ マディラ酒の香り プランタニエール。季節などによりメニューは異なる。写真は一例

メインディッシュにもこだわりが!

3日かけて作られる牛ホホ肉のブレゼは、肉質の柔らかさと真心の深い味わいに驚く。さらに、こだわりが他にもある。

ガルニチュールの野菜は、牛ホホ肉とあえて縦に平行して盛り付けられている。メインの奥においてソースにかかっていると野菜の味がわからなくなるから、素材感を大切にして並べている。野菜の味を知ってから、濃厚なソースと合わせてほしいという想いが込められているのだ。

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