今だけ! 生まれ変わった銀座の名店で至福のシャンパン&ワイン飲み放題!

世界最高峰の美食タウン・銀座において、多くのグルメを魅了してきたフレンチ『ラール・エ・ラ・マニエール』。

そんな名店がこの5月、新たなシェフを迎え、期間限定の“お披露目特別ディナーコース”を用意すると聞きつけて、早速駆けつけた。結論から言おう。「今すぐ行くべし」! そう断言できる、正真正銘“特別”な新生『マニエール』をリポート!

フリーフローの内容は、一流ソムリエ・吉岡氏の審美眼が光る、シャンパン&ワイン好き垂涎のラインナップ。

正直、お得過ぎる……! 一流メゾンのシャンパンが、フリーフローに!

非日常という表現がぴったりハマるエレガントな雰囲気ともてなしこそ、『ラール・エ・ラ・マニエール』が生粋のグルメファンに愛されてきた理由。だが、そこに「ありあまるサービス精神」を追加したい。

なんせ5月に新シェフとして小清水寛美氏を迎えた『マニエール』が打ち出した、「シェフお披露目 シャンパーニュフリーフロー付きディナーコース」20,000円(税サ別、2016年6月末までの提供)が、お得すぎてすごいことになっているのだ!

オーナーソムリエの吉岡慶篤氏は、南仏『ジャルダン・デ・サンス』やパリ『レストラン ひらまつ』といった星付きレストランで活躍し、丸の内『サンス・エ・サヴール』支配人も務め、2009年に『マニエール』をオープンさせ、銀座界隈きっての人気店に押し上げた。

地下に下りると広がる優雅な空間。特別に誂えた調度品やふんだんに飾られたバラに囲まれ、非日常の世界へ。

そんな吉岡氏がセレクトするフリーフロー用シャンパーニュは、全10種。リストの中には、あの「クリュッグ」の創始者が造りを学んだ名門「ジャクソン」や「ビルカール・サルモン」といった有名メゾンの1本も! リニューアルオープンの記念コースでは、「クリュッグ」や「サロン」をフリーフローのスペシャルアイテムとして出したこともあるそう。

今回も、フルコースとフリーフローを合わせて20,000円の価格を考えると、にわかに信じがたいコストパフォーマンス。ひと皿ごとに贅沢にシャンパンをペアリングしてもらうのも可能だ。

シャンパン以外に、赤ワインと白ワインも各5種ずつ用意され、ワイン好きならすべて制覇したくなるラインナップ。全部で20種あるので、制覇するには何度か足を運ばなくては!

前菜は「Nouveau 新物 感謝」とタイトルが付けられた「藁で燻製した初鰹 新玉ねぎと新生姜」。初物を盛り込み、旬を体感できるひと皿だ。

魚の見えない魚料理に、ケーキ風フォアグラ?! 驚きあふれる料理の数々

ここで気になる新シェフ・小清水寛美氏は、今年4月までお台場にあるホテル『東京ベイコート倶楽部』にある『マルダムール』で5年間スーシェフを務めたという経歴の持ち主だ。

『東京ベイコート倶楽部』といえば、会員制リゾートホテルグループ「リゾートトラスト」の中でも、トップクラスの高級ホテル。会員制ホテルは掲載対象外のミシュランガイドなどに載らず、ゲストも限定されているため、知る人ぞ知る存在のフレンチが『マルダムール』だ。

シェフはかの『トゥール・ダルジャン』で腕を振るったファブリス・デュモンシェル氏。氏の下でみっちり5年経験を積んだ小清水氏は、言うまでもなく、正統派フレンチの担い手である。

「Tout 魚の全てを/市場より届く鮮魚と茄子のスープ仕立て」。チュイルを割ると、中からイサキのソテーが。店のハウスシャンパンである「アンリオ」とともに。

骨も鱗もすべて使用した絶品メニュー「魚の全てを」

たとえば「魚の全てを」と題した魚料理。出てきた皿に魚の姿はまず見えず、上を覆うチュイルを割ると中からスープに囲まれたイサキのソテーが現れる。

実はこのチュイル、イサキの皮と鱗を砕いて作ったもので、スープのベースは、骨から引いた出汁。ひと皿でイサキの全部を味わい尽すという趣向に、思わず「なるほど!」と声が出る。

肉料理の前に提供されるひと皿には、楽しい裏切りが。

魚料理と肉料理の間には、「Gateau? ケーキ?」というメニューが。そのタイトルにあるように、見た目はデザートなのだが、さて中身は?

一見、ショコラフランボワーズケーキかと思える料理を割ると、中はフォアグラのムース。山椒の香りを効かせ、濃厚ながらさわやかな後味に仕上げている。サプライズのあるひと品だ。

メインの肉料理は「Soliste 独演者/ランド産ピジョンとプティポワのフランセーズ風」。

次のメインの肉料理は鳩をチョイス。シェフがもっとも好きな食材・鳩へのオマージュをタイトルにした。前の料理のショコラの余韻からの、素晴らしい流れ。

料理に盛り込まれたドラマチックな仕掛けが、単なるサプライズに終わらないのは、確かな腕前を持つ小清水氏だからなせる技。

8皿に小菓子が付くコースが終わる頃には、どっぷりと満足感に浸れること間違いなし!

テーブルで解説を入れてくれる柔らかな物腰と優しい語り口の小清水氏、今後女性客からの人気が鰻のぼりになる予感も……?

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